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トピックス

出版STORY『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』

不登校は1日3分の働きかけで99%解決する著者:森田直樹
価格:(本体800+税)

●ジャンル:教育書
●サイズ:四六版
●ページ数:152P
●制作期間:4カ月

 

[こだわりポイント]ダイジェスト


森田先生のカウンセリングをうけなくても、
この本を読めば不登校が解決するよう、思いを込めて編集。

『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』とても長いタイトルですが、この本は不登校の子どもたちに具体的にどう働きかけるか、著者のカウンセリング例もふまえながら、文字通り99%学校に行けるようになる方法が書かれています。
原稿内容はとてもわかりやすく、かつ具体的だったのですが、とにかく読む人にやさしく、をモットーに編集した結果、3分の2を削らせていただき、タイトルもわかりやすく親しみやすいものに、少し変更させていただきました。
現在不登校の子どもは小中学生だけでも10万人を越えるそうです。この本は不登校の子どもをもつ親御さんに向けられた本ですが、これから親になる方や不登校に悩む方が周りにいらっしゃる方にもぜひ読んでいただきたい本です。
森田先生のカウンセリングをうけなくても、この本を読めば不登校が解決するよう、思いを込めて編集。

読んでから実行、継続しやすいように、
本文と体験、結論をわかりやすく区別したレイアウト。

不登校を解決に導くには、普通に考えてもすぐにできることではないだろうと思い至ります。この本で書かれている通り、するべき事項はいたってシンプルですが、長い時間継続してやりつづけなくてはならないのです。そのため、読んだ最初の気持ちや内容を忘れてしまったりすることが考えられると思いました。
そこで、普通に読んでいただいてもわかりやすい本ですが、具体的に実行に移したとき、もう一度開いたときにわかりやすいように、本文中に出てくる体験談を枠で囲み、フォントを変え、実行するべき事項を、グレーの枠の中に入れて一目で実行するべきことがわかっていただけるように心がけました。何度も読み返して、そして継続の助けになるよう、レイアウトしました。
実行するべき事項グレーのアミをかけて他の文章との違いをわかりやすく。体験談は黒線の枠で囲んで違いをつける。

必要としている人にダイレクトに届けたい!
装丁に込めた思い……

装丁案は10案ほど考えましたが、全体的にうしろ向きで、寂しいイメージになってしまっていたので、最終的に落ち着きはあるけれど、希望につながる明るさがあったので、今回の装丁に決定しました。
最初この本のタイトルは『自信の水で子どもを満たす』でした、ですが編集会議でデザイナーからタイトルをもっとダイレクトにしたい、と提案させていただき、今回のタイトルになったわけです。
とはいっても、不登校と直接書くと、重いイメージになってしまいます。そこで今回はフォントを作って若々しくスッキリ親しみやすい雰囲気に、当初のタイトルの自信の水は写真で表現してあります。
読んでからもう一度この表紙を見て、子どもたちの心を自信の水で満たすイメージをして、言葉のシャワーをかけてあげてください。

上:最終装丁、下:装丁案

あきらめないでお母さん!
どんな子育ての問題も、必ず解決の糸口があります!!

この本は不登校の解決方法についてが書かれています。しかしお読みになった方にはおわかりになると思いますが、不登校だけではなく、子育てのその他の問題にも、子どもの心のコップを自信の水で満たす方法は解決の糸口となるのです。
そして、誰でも簡単に行うことができる素敵な方法なのです。ちょっと自分には難しい、自信がないという方には直接カウンセリングをお受けしていただけます。本書に[ご相談カード]が入っておりますので、書簡で森田先生とやり取りされることもできます。
あきらめないでお母さん!きっと解決の糸口は見つかります。


ご相談カード

キッズカウンセリング寺子屋

出版STORY『記憶の花々』

第15回日本自費出版文化賞小説エッセイ部門特別賞受賞!

記憶の花々著者:古味 なほ子
価格:(本体1714円+税)

●ジャンル:エッセイ
●サイズ:210×210mm
●ページ数:104P
●制作期間:5カ月

 

[こだわりポイント]ダイジェスト


文章と刺繍とイラスト……
気がつくと編集作業で3カ月!?

原稿として著者にお持ちいただいたものは、文章と他に著者自身が刺した花々の刺繍と、自身で描かれたイラスト、スナップ写真。と、異なる素材のものがたくさんありました。
これをまずどうやって一冊の本に仕上げていくか……、著者の希望に添いながら、且つ本としてきちんと読めるものにしたいと何度も作りやり直しの作業で、初校正をお渡しするまでの間に3カ月もかかってしまいました。

立体感のある刺繍の風合いを損なわないように、
苦労したスキャニングと色調整。

本文オールカラーの本なので、色の調整やスキャニングにだいぶ苦労しました。
まず刺繍には立体感もあるので質感がつぶれてしまわないようにスキャニングする時も、上から押し付けてしまわないよう、注意しながらの作業でした。
点数も複数あり、古いものなどだいぶ汚れもあり、色が日焼けして薄くなったものなど調整が必要でした。
そして刺繍の布の感じを損なわないように、本文にレイアウトする時、布を直接切ったものを乗せた感じがでるように、1点ずつ自然な布の端感がでるように、手作業で根気よく切り抜いていきました。

手作りのあじを活かしたページに
装丁と表紙には遊び心を

本文はオールカラーで、エッセイ、詩、俳句もあり、刺繍やイラスト、スナップ写真と盛りだくさんの内容で、組み立てていくのがとても難しい本でした。
作品集でありながらも、読み込める本になるように注意しながら本文を組んでいきました。
手書きのタイトルや針と糸のイラストなどを使って、手作り感を出しています。

 

 

装丁は著者指定の刺繍を使って作りました。
表紙とカバーでは少し遊び心を取り入れた、しかけがあります。ヒントは蝶蝶です。
花が大好きで、少女のような著者の心を、花から花へ飛び交う蝶蝶のようだと思い、登場させてみました。本をお持ちになっている方は表紙とカバーを見比べてみてくださいね。

バックの布も強すぎず薄すぎず、写真もきれいに、
いつもと違う印刷濃度で印刷しました。

ほぼ全ページにあわいベージュの布がひかれていて、その色の統一させることと、強すぎず、弱すぎず布の色が出るように苦労しました。
それ以外にも写真や刺繍など、色の強いものもページごとにあるので、鮮やかで濃いものと、あわくやさしいものが、両方活きるように、印刷濃度を普段と違う濃度に調整をして印刷しました。

出版STORY『学校の記憶と再生 かつて高知県には709の小中学校があった』

学校の記憶と再生
かつて高知県には709の小中学校があった
発行:高知ミモザの会
価格:(本体会952+税)

●ジャンル:郷土史
●サイズ:B5
●ページ数:238P
●制作期間:6カ月

 

[こだわりポイント]ダイジェスト


膨大な取材料の原稿と写真……
くる日もくる日も整理の日々でした。

高知県から消えた小中学校の歴史を後世に残したいと、3年をかけて寄稿文や写真などで記録した価値ある一冊。
13名の高知ミモザの会の編集員がそれぞれ原稿を持ち寄り、できあがった本書。
手書きの原稿もあり、写真もたくさんありますが、数十年前のモノクロ写真をスキャニングする作業も色をできるだけ美しく再現できるように気を配りました。また紛失に気をつけて、原稿とすりあわせながらの作業で、神経を使い苦労しましたが、高知の郷土資料として貴重なものになりました。


もくじ


原稿と入れ違わないように慎重にスキャニング。
それぞれ違う状態の写真を1点ずつ画像処理

3年かけて取材されただけあって、編集作業も難航しましたが、データ処理も苦労しました。
数があり半世紀前の写真を一点ずつスキャニングするのです。汚れがあったり、色が日焼けして飛んでしまっている写真。コントラストの弱い写真と、一点一点状態が異なります。一気に撮って一括で画像処理することができなかったので、パソコンを使いながらも手と目を使っての作業となりました。
しかし、これだけの資料を記録として残すお手伝いをさせていただけて光栄でした。

 


画像処理前

画像処理後

取材されたひとつひとつの学校にある
ドラマをどう見せるかが課題となった本文レイアウト

学校ごとにそれぞれの思い出話があり、しかも取材をしたのが複数人で、原稿量も写真点数もまちまちでした。イラストがあるページ、コラムがあるページなどそれぞれページごとにレイアウトを変えて構成していかなければならなかったので編集作業はとても大変でした。
しかし、取材がとても丁寧にされているので、読んでいてとても愉しく、制作の苦労もいい思い出となっています。
また、廃校になった学校の記録だけではなく、廃校後地域で新しい拠点として生まれ変わった学校が地域を再生に導いている現在の様子をまとめた部もあり、過去から未来へ希望をつなぐ架け橋として、学校が存在していることも記されています。
それぞれの章・部にあわせて読みやすく、変化を持たせながらレイアウトしてあります。


第一部

第二部

第三部

人にはみんな子どもの時代がある。
学校が全てのような気持ちさえ抱いてその時代を生きている。

複数人の意見や寄稿をまとめて本にしていく作業は、どうしても進行が遅れてしまい、他の出版物と比べると大変時間がかかります。
本書も編集作業に大変苦労しましたがこうやって本になり、高知ミモザの会の方々にも喜んでいただき、喜びもひとしおです。
高知県の新たな郷土史にもなったと思います。本書が誰の中にもあるふるさと、地域を思う気持ちにつながりますように。

2013年1月21日 高知新聞掲載

出版STORY『私のCHIT-CHAT物語 My CHIT-CHAT STORY』

私のCHIT-CHAT物語
My CHIT-CHAT STORY
著者:関田孝司
価格:(本体800+税)

●ジャンル:エッセイ
●サイズ:四六版
●ページ数:394P
●制作期間:11カ月

 

[こだわりポイント]ダイジェスト


1975年に創刊された英文寄稿集CHIT-CHATを
日本語に訳して一冊の本にした著者の挑戦

『My CHIT-CHAT STORY』 私のCHIT-CHAT物語は、著者の関田さんが編集長をつとめた、英文のエッセイを集めた季刊誌で、著者自身が英語を勉強するためにと始めたものです。1975年から1994年まで47冊を発刊しています。
今回、より多くの人に読んでもらいたいと、英文と和訳を掲載したいと、リーブルへいらっしゃいました。
著者自身は高齢のため和訳が困難だったため、恥ずかしながら英語があまり得意ではない編集部が、まず英文を和訳することからはじまりました。
時代考証や英文の翻訳。日本語として、読み物としていいものにするのに大変苦労しました。
当時、著者自身もCHIT-CHATの原稿を集め、悩み勉強しながら英文でエッセイを書き、しかも自分のポケットマネーで作っていました。
このようにたくさんつまった本書の苦労を、どうにじますかも編集の一つの課題でした。

CHIT-CHAT20年の歴史


文字量が違う英語文と日本語文の
バランスを合わせながらのレイアウト作業

本書では英文と翻訳した日本語文を一緒に読み比べていただけるように、左頁に英文、右頁に日本語分を掲載しております。ですから文字量が違う双方のバランスをとりながらレイアウトしていくのに非常に苦労しました。
また表紙で使われた、素晴らしい作品を文章の中に登場させてありますが、作品と文字組の対比に気をつけながら、配置していきました。

デザイン自体は早い段階から決定していました。
素材選びに迷いましたが、愉しかった装丁デザイン

本書の装丁はこちらからの提案どおりやらせていただき、愉しかったです。冊子の表紙の作品を使うことは決めていましたが、碁盤の目に並べたとき作品をどの位置に置くかを悩みました。
あとは今の透明のカバー部分を今の形でいくのか、普通の紙に今見えているものを全部刷るのか迷いましたが、著者の理解があり、オフセットでも印刷できる透明のアリンダというシートに文字を載せたものをカバーにして、表紙を作品だけにした、今回のかたちでいかせていただきました。
おかげで、CHIT-CHATができたいきさつや内容とマッチしたちょっと変わったパンチのある装丁になったと思います。


カバー

表紙

装丁デザイン

いつもより苦労しましたが印刷はわくわくしました。
仕上げも大変でしたが、いい本ができたと満足です。

デザイナーからこの本の話を聞いた時、大変だろうけど、ぜひやってみたいと思いワクワクしました。まず紙屋にオフセットで印刷できて本のカバーとしても使えそうな紙を探してもらいました。印刷は黒とピンクと白の3色刷りですが、黒とピンクを一度刷って乾かした後、一回目刷った部分に白を載せて、透けないようにしました。2版目の印刷で見当がずれないように苦労しました。
仕上げでは、カバーのシートの折る部分4カ所に一つ一つカッターで折けいを入れなければならず、しかもシートがすべりやすく大変難しく大変な作業でした。本に厚みもあり、製本や断裁も苦労しましたが、普段やらない作業ができて、しかもかっこいい本になったと満足しています。

本がきっかけで講演依頼が次々と……

昨日、『ギザギザハートのアスペルガー』の著者、臼井志乃さんが高知西倫理法人会の経営者セミナーで講演をされました。

テーマは「多動力と自閉力 ~現場で活かす技~」。

会長挨拶や会員スピーチでも本を紹介・推薦していただきましたが、臼井さんの講演も素晴らしかったです。

多動的傾向や自閉的傾向は誰もが持っていて、その特性・特徴を理解し、その凸凹をうまく活かし補い合うことで

よい組織・会社ができるのだ、と経営者にとって大切なヒントをたくさん話してくれました。

※写真には写っていませんが、主人公の慎太くんも同席していました。

 

そもそも今回の出版のきっかけが「発達障害への理解を深め広げる活動をしたい」というところから始まっていたので、

本が話題になり、こうやって講演の場が増えていっていることが、出版のお手伝いをした者としては本当にうれしいです。

次々と講演依頼が来ているそうで、今後の二人のさらなるご活躍を楽しみにしています。

ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

 

代表 坂本圭一朗

 

 

Kindleベストセラー1・2・3位を独占!

Amazon Kindle版の「経済・社会小説カテゴリ」でなんとウチの本(著:鈴木孝博)が上位1〜3位を独占!
田舎の出版社にとってこれは快挙ぜよ!!!
#Amazon
#経済・社会小説
#ベストセラー
#鈴木孝博

 

L CREATEの動画の話

製造部 楠本です。

前回はAeのお話でした。

あれから1ヶ月、動画編集にもほんの少しだけ慣れてきました。

現在はAe上で仮想3D空間を作成しています。

VFXと呼ばれるSF映画によく使われる

3DCGのすごく端っこの部分の技術で作成してます。

目標は企業様のロゴのオープニングアニメーションなど作りたい!

Netflixさんのオープニングロゴってシンプルでカッコイイですよね!

シンプルな動きシンプルな効果、

それでいて映画のオープニングのような、

今から映画が始まるぞという印象を与えてくれます。

製造部なのに動画編集の話ばかりですが、

楽しいので仕方がない。

好きこそ物の上手なれです。

皆様も好きなこと始めてみませんか?

それではまた!

龍馬脱藩祭 オジサン3部合唱!

代表の坂本です。
3月21日(日)、和霊神社で行われた龍馬脱藩祭で、アラフィフのおじさん3人のコーラスグループ「ザ・タローズ」でデビューしました。

和霊神社は、坂本龍馬が脱藩の際に「吉野の桜を見に行く」と言って水杯を交わし旅立っていった神社で、
龍馬脱藩祭はその志を語り継ぐために地元の有志が神田小学校の協力のもと毎年開催しています。
私も毎年、実行委員会の事務局としてお手伝いさせていただいています。

 

地元の小さなお祭りなのですが、毎年、知事や市長も出席してくださいます。

 

ステージの進行係をやりながら、例年は一人で「和田アキ子」のモノマネショーをやっていました。

 

昨年はコロナ禍で中止となりましたが、今年はなんとか開催したいという実行委員会の熱い思いを受け、

飲食はテイクアウト、時短など感染防止対策を取り無事に開催することができました。

そんな中で、今年は一人で歌うよりも何人かで力を合わせてコーラスやハーモニーを奏でる方が

いいのではないかと思い、3人で練習を重ね、ついにデビューとなりました。

ちょっと失敗もありましたが、会場もなかなか盛り上がりました。

それでは、おじさんたちの3部合唱をご覧ください。

https://youtu.be/RS_8u9xKYZA

 

 

新刊案内『現代に映る浄土〜鈴木大拙、西田幾多郎に学んで〜』


▲左側・カバー 右側・本体表紙

とにかく読みやすい! 仏教の第一歩はこの本から。
仏教の本質が分からないと感じている方への一助となる1冊です。

[著者プロフィール]
静岡県生まれ。
身内の不幸をきっかけとして仏教に興味を抱き、大学の通信課程において仏教を学ぶ。
鈴木大拙を敬仰し、特に浄土思想のあり方について考究している。


『現代に映る浄土〜鈴木大拙、西田幾多郎に学んで〜』
著者:釈 凡生
並製本 四六判 204ページ
定価 1,200円+税
ISBN978-4-86338-295-4


【Amazon】 『現代に映る浄土〜鈴木大拙、西田幾多郎に学んで〜』