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情報

「ただいまの声が聞きたくて」畠山理夏さん 詩の展示

 

リーブル出版でお手伝いさせていただきました、詩集『花を買う』の著者 畠山理夏さんが、

2023年5月27日より黒潮町ビオスおおがたの展示スペースにて詩の展示をされております。

2024年にかけて、高知県内5カ所で開催される予定です。

 

 

2018年4月中学入学後、自転車で登校中、横断歩道で左折の大型トラックに

命を奪われた畠山さんのご子息、大輝くん。

下記は、詩集のはじめにの言葉です。

 

“子どもを亡くした親の気持ちを十分に表現する言葉は

この世には存在しないと思うようになりました。”

 

それでもこれ以上子どもの事故が起きないように、

という一心で声をあげ、活動をされていらっしゃいます。

 

この展示では、高知県内外の4人の子どもを事故で失ってしまったお母さんたちが綴った

言葉や、エッセイ、生前の子どもたちの写真なども展示されています。

 

 

展示会のタイトルになっている「ただいまの声が聞きたくて」

このタイトルを目にするたびに、あたりまえだと思っている日常に感謝し、

大切に生きなければいけないなと思います。

 

展示会ではひまわりの種の配布もされております。

ひまわりの絆プロジェクトは、2011年に京都市内でなくなった当時4歳の

男の子が育てていたひまわりの種をご遺族より引き継ぎ、

その種を育てて、命の大切さ、被害者支援への理解を深めることを目的に

活動されています。この種が畠山さんに引き継がれ、育ったひまわりから

収穫された種です。ご自由にお持ちいただけます。

 

 

紙の王国 高知より 紙ものweek開催中!

2021年に弊社も参加させていただいた、紙もの・雑貨たちが集まるイベント紙ものweek

2023年5月9日~5月14日 高知蔦屋書店さんで開催中!

今回は弊社不参加ですが、紙ものにふれてきたのでレポートです。

感想はとにかくかわいいものばかりでした…

すべて紹介したいのですが、なにがあるか楽しみにしている方の為に少しだけ写真を掲載しています。

今回は購入金額2000円以上で参加されている作家さんの、オリジナル缶バッチガチャポンが回せます!

ブログを書いている私、印刷工 楠本 も回してきました。めちゃ楽しい…

5月14日 母の日まで開催中です!

紙ものは手に取って紙の質感や加工、デザインを感じてほしいので、ぜひぜひ遊びに行っていただきたい!

今年は楽しいSDGSな取り組みも計画中なので、お楽しみに!

それでは皆様よい週末を…

はじめまして牧野富太郎です!

 

牧野富太郎ってこんな人ですって小学生(3〜4年生対象)に紹介する冊子を牧野植物園と高知県からの依頼で

制作しました。イラストはリーブルの傍士晶子。

4月3日(月)からはじまった朝ドラ『らんまん』の主役となる牧野富太郎博士がどんな人で、

どんなことをやったのか、をイラストを交えながら紹介しております。

 

 

牧野博士は、とにかく植物が大好きで、好きなことがあるって最高に楽しいんだなと、

子どもたちに感じてもらえたらいいなと思いながら描きました。

私自身、牧野博士ファンなので、自伝など読みましたが、知らないことも

たくさんあって、大人でも、へ〜そうなの?! と読んでいただけると思います。

また植物図を描けるコーナーや、植物図鑑で自分の好きな植物を調べて書き込めるコーナーや

クイズなど、盛りだくさんの内容となっております。

牧野植物園にはもちろん、県内のいろんなところに配布されているので、

見つけたら、ぜひお手にとってみてください。

 

 

 

エル・クリエイトのお仕事紹介

リーブルの島村です。

高知市はりまや町にできた、

パーソナルトレーニングジム「KIITOS(キートス)」の

デザイン&ディレクションを、

リーブルの新クリエイティブ事業部

「エル・クリエイト」として行いました。

 

 

知人であった代表から、

起業するにあたり、デザイン一式をお願いできますか?

とお声かけいただき、スタートしました。

 

最終的には、コンセプト、ロゴ、

サイン、ホームページ、ツールデザイン一式を

トータルでディレクション&デザインさせていただきました。

 

初回の打ち合わせでは

「KIITOS」という名前のみが決定しており、

まずは、その名前に込めた思いを代表から伺い、

そこからのスタートでした。

 

最初に、コンセプトからまとめていきました。

ただこれは、一からコンセプトを起こしたわけではなく、

代表から伺った想いを言葉として整理したものでした。

 

ネーミングコンセプト——————

「KIITOS(キートス)」とは、

フィンランド語で「ありがとう」の意味です。

フィンランドは世界で最も幸福度が高いとされる国です。

トレーニングによって、少しでもみなさまの日々が楽しく豊かで、

幸福度の高い人生を送れることを願い、

私たちがその「キー(=きっかけ)」を「トス(=お渡し)」できれば

との想いを込めました。

———————–

 

その後、ロゴデザインに取りかかりました。

ざっくりと思いつくままに、スケッチしていきます。

 

私は数年前までは、コピーやコンセプトを固めて

そこから想起されるものをデザインとしてに起こす派だったのですが、

最近はイメージ優先でラフを描くことが多くなりました。

そして、良いと感じたデザインの中から、

後でコンセプトは何なのかを見つけていくような流れが多くなりました。

結果的には、その方が良いものが出来ると感じています。

 

▲まずは、ロゴタイプ周りを描きました。

 

それから数日後、

トレーニングジムという無機質なイメージのものに対して、

生き物をモチーフに出来ないかな、と思い立ち、

フィンランドでの「幸せの象徴」としてなにか生き物はいないのかな?

と調べ、それが「象」であると知りました。

そこからは、何度か象をスケッチし、

自分がたどり着きたい佇まいのものを探りだしながら、

スケッチを繰り返しました。

 

 

 

そして完成したのが、このロゴでした!

 

 

プレゼン時には、別の2案(合計3案)も作成しましたが、

ここでは、それは伏せておきます。

 

ロゴコンセプト———————–

北欧で「幸福の象徴」として親しまれている象をモチーフとしたシンボルマークです。

強さと優しさ、安心と信頼を兼ね備えた存在として、

みなさまに長く親しまれるようにとの願いも込められています。

———————–

 

ロゴが決定した後は、

サインのデザインや、ホームページのデザイン、

ショップカードや名刺のデザインへと進み、

オープンを迎えました。

 

 

 

起業にあたり代表が込めた思いを、

デザインにしっかりと込めさせていただきました。

ご依頼ありがとうございました。

そして引き続きよろしくお願いいたします。

 

トレーニングやダイエットや健康にご興味のある方、

幸福の「キー」を「トス」してもらいに、

足を運んでみてください。

 

パーソナルトレーニングジム・キートスの

ホームページはこちら

 

重版出来!ギザギザハートのアスペルガー

 

チーフデザイナーの島村です。

おかげさまで、

昨年12月25日に発刊された『ギザギザハートのアスペルガー』が、

早くも重版となりました! 本当にありがとうございます。

 

ただし、簡単に浮かれてはいられません。

書籍は初版よりも重版からの方が販売が難しい場合もあるため、

様々な手法を駆使しながら、

プロモーションを続けていきたいと思います。

 

 

さて今日は、重版出来にちなみ、

同書の装丁ができあがるまでの過程をご紹介いたします。

 

『ギザギザハートのアスペルガー』は、

著者の臼井様が、薬剤師として発達障害の青年と過ごした記録を本にしたいと

原稿を持ち込まれ、弊社と共同での編集過程を経て、発刊に至ったものです。

 

初稿ができあがり、著者と、弊社社長、そして私の三人で

装丁のための打ち合わせをすることになったのですが、

実はその際には、まだタイトルが決定していませんでした。

 

▲初回打ち合わせ時に、私がスケッチブックに描いたメモ

「なんかちゃうな」「GIFT」「生きづらい」といったワードが見えます。

 

タイトルを考える上で、

どんな性格の本として世に出すべきか、

どんな人に手に取ってほしいかなどを著者とともに洗い出していきました。

 

発達障害に興味を抱かなかった人にも手に取ってほしいこと、

手記を書いた慎太君の当初の異様な雰囲気を表現したいこと、

などを踏まえ

 

「コミカルでポップな印象」

「異様な雰囲気」

「愛らしさ」

 

といった方向性が浮き上がってきました。

 

そんななか、

社長坂本が挙げていたタイトル用キーワードの中に

「理解してとは言わないが…」というものがありました。

それを見た臼井様が、

「ちっちゃな頃から悪ガキでー♪」と歌いはじめ、

そこから、最後に「ギザギザハートのアスペルガー♪」と

二人でハモりながら、今回のタイトルが発案されました。

 

タイトルは、そのポップさが、

今回の方向性に合致しているとして見事採用に!

 

それなら!と、

「表紙にはポップさを強調するため、主人公のイラストを入れましょう!」

と私から提案させていただきました。

 

「だったら、依頼したい人がいます」と臼井様。

「高知出身のフィギュアイラストレーター・デハラユキノリさんにお願いできませんか?」

と逆にご提案いただきました。

「異様さ」と「ポップさ」でこの方ほどの適任者はいないと考え、

すぐにオファーさせていただきました。

 

 

そして、タイトルロゴもできる限りポップにしたいと考え、

そのロゴデザインに取りかかりました。

▲スケッチブックにレタリングしながらデザイン案を練ります。

 

そして、デハラさんよりフィギュアが完成したとの連絡を受け

早速、装丁にかかっていきます。

 

▲デハラさんとは意見交換をしながら、ラフスケッチを描いていただきました。

 

▲そして、ラフをもとにフィギュアが完成!素敵!

 

 

タイトルロゴとフィギュアを組み合わせながら、模索します。

 

 

 

 

色味や、ロゴタイプ、フィギュアの扱い、帯文の内容など、

上記以外にも、様々なタイプをご提案させていただき、

 

結果、下記案に決定し、発刊となりました!

 

 

 

余談ですが、

どんな表紙になるか心配される臼井様に対し、

「大丈夫ですよ。心配しなくても変な表紙になりますから!」

と、珍妙なフォローを入れさせていただきました。

 

臼井様が願う、

「異様でポップな雰囲気」は、

このタイトルと、

デハラさんにフィギュアを依頼した時点で

ほぼ叶うだろうと考えていました。

 

あとは、私がその良さを壊さないように、

丁寧に仕上げるだけだと思っていましたので、

誠実に仕上げさせていただきました。

 

ちなみに、島村個人としては、カバーを外すと出てくる

本体表紙も気に入っています。

 

▲銀色でポップな本体表紙

 

本は、世に出たあとは、

もう手を入れることはできません。

いつもどんな風に育つのかを見守るだけなのです。

 

そのため、これからも

「人事を尽くして天命を待つ」思いで、

本づくりに真摯に取り組んでいきたいと思います!

 

【在庫状況】シルバーが教えてくれた命の大切さ 〜殺処分ゼロを目指して〜

2020年2月14日にフジテレビ「坂上どうぶつ王国」で紹介されました、

弊社書籍『シルバーが教えてくれた命の大切さ〜殺処分ゼロを目指して〜』に

たくさんの反響をいただいております。

ありがとうございます。

 

書籍購入のため多くの方にアクセスいただいておりますが、

2月15日(土)現在、Amazon.co.jp上では同書が在庫切れとなっております。

誠に申し訳ございません。

弊社には在庫がございますが、

アマゾン上で購入が可能となるまではその対応に数日が必要となります。

ご購入のため検索された方にはご迷惑を掛けいたしております。

 

ただし、弊社には在庫がございますので、急ぎご購入ご希望の方は、

弊社ストアーにて購入が可能でございます。

(申し訳ございません、送料別途必要となります)

 

著者がこめた思いを、

ぜひ手に取って感じていただければ幸いでございます。

 

※2月18日追記

申し訳ございません。弊社在庫も切れてしまいました。

現在増刷に向けて進行中でございます。

いましばらくお待ちいただければと存じます。

決定次第、当ブログにてお知らせいたします。

 


リーブル出版STORES


 

 

「土 水 火 風 人 レンガを作る」

 

お客様の持ち込みの布で製本したい
初めてのご要望になんとか対応する

2018年12月、オリジナルの布を本の表紙に使用し製本できるのかとお問い合わせがありました。

上製本(ハードカバー)は専用の用紙があり、その中から使用したい紙を選定するのが通常の流れです。

しかし、お客様は撮影されたインドで手に入れた布を表紙にどうしても使用したいとのご要望でした。

弊社では初めてのご依頼内容でしたが、持ち込みの布に対応できる製本所を探し要望に応えることができました。

 

最初の色校正で7種類の本機校正
紙・インキの配合違いなど提案するも決定打に欠ける

お客様より、こんな写真集の色で印刷したいと、数冊写真集のタイトルを教えていただきました。

弊社でもそのうち数冊を購入し、お客様が求める印刷の色を検討しました。

しかし、その数冊もそれぞれ印刷の色、風合いに違いがありこれだという色は出ませんでした。

また、紙も光沢が出るもの光沢が出ないものがあり、選定に時間がかかりました。

 

何度修正しても、なかなかお客様の
ご希望の色が出ない

お客様はご自身でフィルムも現像もされるカメラマン。

写真と印刷で再現できる色に違いがあるといっても、なかなか理解していただけないし、

なんとか希望の色を出したいと、制作・印刷担当者と何度も相談し試し刷りを行いました。

 

予定していた本のサイズより大きい
大型本での仕上がりをご希望される

当初、お見積もりさせていただいたサイズはT220mm×W297mm。

しかし、どうしても大判の写真集にしたいというお客様のご希望を叶えるため、

大判の写真集が印刷・製本できる工場を探しました。

ただできるのではなく、お客様と弊社の求めるクオリティを実現できる工場を見つけるのに苦労しました。

 

実際にお会いすることで
見えてきた、お客様が希望する色

約150通のメールのやり取り、数回の電話のやり取りをさせていただいておりましたが、

それだけでは、お客様に本当にご満足していただけるか不安もあり、

実際に外注先となる長野県の工場に伺い、お客様と一緒に印刷に立ち会わさせていただきました。

印刷現場では、立ち会い当日お客様が写真集の見本をお持ちになられておりましたので、

希望する補色の色を指定させていただくなど、プリンティングディレクションをさせていただきました。

自社でやっていることが他社でも再現でき満足できる仕上がりになりました。

 


土 水 火 風 人 レンガを作る
著 笠原コレ
上製本 変形(297×297) 164ページ
定価 15,000円+税
ISBN978-4-86338-249-7


 

取締役EC事業部長 小石晃弘

 

HP復旧いたしました。

昨日、弊社グラフィック系サイト
http://www.livre.jp/nbook/
上記URLにて障害が発生しておりましたが、
無事に復旧いたしております。

ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

弊社グラフィック系サイトについて

現在、弊社グラフィック系サイト
http://www.livre.jp/nbook/
上記URLにて障害が発生しております。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
お見積もり、お問い合わせ等は、スマホサイト
http://www.livre.jp/sp/
より、お願いいたします。

障害が解消いたしましたら、またご連絡させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

絵本コンクール作品展

リーブル出版の企画で、はじめて絵本コンクールを開催しました。

日高村のオムライスをテーマに絵本を募集して集まった絵本は、

当初は目標200冊! と意気込みつつも内心100冊あつまれば

うれしいなと思っておりました。それがなんと、集まってみれば238冊。

小学2年生の子どもから88歳のお年寄りまで全国各地から、また韓国やフランスからも応募がありました。

たくさんの方のワクワクやドキドキをいただきました。本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

そして、集まった作品を見ていただけますようにと、3月24日(土)25日(日)と

日高村村の駅で応募作品展を開催します。

コンクールの審査員で高知在住のイラストレータであり絵本作家の柴田ケイコさんの絵本

『おいしそうなしろくま』の第三弾『おべんとうしろくま』が丁度発売されます。

作品展では『おべんとうしろくま』のサイン会、また柴田さんと一緒につくる

しろくまのブローチのワークショップもあります!

それから、高知の絵本専門店コッコ・サンの絵本の読み聞かせや、

日高村在住の高知の大人気アーティストタカハシカヨコさんと、米袋バックのリンゴジョウさんによる

米袋バックづくりや、米袋バックペイントのワークショックなど盛りだくさんの内容です。

おいしいオムライスを食べがてら、ぜひ日高村へ絵本を読みにいらしてください。