自費出版:グラフィック系
自費出版:文章系

お客様の声

「女性の美しさや強さを写真で表現し残したい」という思いを原動力に撮影を続け、 その活動の一環として、初出版に挑戦することを決めました。

『AGAVE 闇の花』

井口善史

初挑戦ながら一般的な出版の流れとは異なり、モデルとなったギタリストのJUNKさん
と二人三脚で企画構想、撮影、出版社選定、校正を同時並行で進めるという異例の手法を
取ったのですが、検討初期段階からリーブル出版の対応は素晴らしいものがありました。
担当者の熱意ある提案と、電話とメールでやりとりではありますが、
疑問点にも即答いただけたことで、早い段階から完成イメージが明確となりました。
また、送られてきたサンプル書籍の品質も圧倒的で、結果的には
大手出版社では到底実現不可能だった「納期」「予算」「品質」の希望を
全て満たす提案をしていただけたことが出版社選定の決定要因となりました。

デザイン印刷製本等品質についても、対応の柔軟さに加え、こちらの要望に沿った

校正案の提示、さらには複数オプション、本機校正オプションも提案いただき、
第3校正時点ではあたかも完成版が手元にあるかのような安心感を得ることができました。

製本されて仕上がった著書『AGAVE 闇の花』は手に取った瞬間、

想像よりずっしりとした印象で、各ページの作品もモノクロのデッサン画に例えるなら、
太い線で柔らかく表現したい部分、細く繊細に表現したい部分、
それぞれが要望したイメージに忠実に再現されており、非常に満足しております。
実際に作品をご購入いただいた方々からの反響も想像以上で、
書籍の性格(ジャンル)にもかかわらず、各方面の方々から高評価をいただいております。

余談ではありますが、現在、『AGAVE 闇の花』の続編制作に向けて着々と作品を取りためております。
一部は既に写真雑誌にも掲載されているほか、今後個展、各種企画を進めていく予定です。
2度目の出版の折にもリーブル出版さんとタッグを組めることを、今から楽しみにしております。

当初の想像を超えた仕上がりで、大変うれしく思っております。

時間工房』作・絵 湯浅基子

きつねの奥様』作・絵 湯浅基子

 

絵本の出版にあたり、鮮やかな色をどうにか出せないものかと、ネットで検索していたところ、

リーブル出版様がグラフィック系の出版にも非常に力をいれておられることを知りました。

ホームページを拝見して、その高い技術力に魅せられ、さっそく資料請求をさせていただきました。

 

実際のサンプルは発色や質感も本当に素晴らしくて、原画に近い色合いを

出していただけるに違いないと確信しました。

また、一緒にお送りくださった本作りの基本をまとめたガイドブックも大変役立ちました。

 

お値段についても、自動見積りは内訳(例えばサイズや枚数、ハードカバーかソフトカバーか、

流通の有無など)がよくわかり、本づくりにどのような要素があってどのように

値段に影響するのかが一目瞭然で、勉強にもなりましたし、安心してお願いすることができました。

 

本作りの過程では、納得いくまで親身に寄り添ってくださり、物語を読み込んでくださった上で、

「そんなことができるんですか!?」と思うような、まさしくプロならではのご提案をいただきました。

 

たとえば、「時間工房」は少し不思議なお話ですが、茶色単色使いにすることで経費も抑えながら、

お話の世界観にあったセピアのイメージを実現できること、「きつねの奥様」では、

光沢紙よりもマット紙にすることで柔かな色調に仕上げることができること、

そして、表紙は原画の一部を拡大して用いること等々を提案いただきました。

こういう方法があるんだと勉強になりましたし、私の作品をより良いものにしようと

追求してくださるご担当者様の思いに感激しました。

当初の想像を超えた仕上がりで、大変うれしく思っております。

絵本をみていただいた皆様からも、色が綺麗ですね、どうやったらこんな色合いが出せるんですか?

とお褒めのことばをいただき、リーブル出版様には本当に感謝しております。

本当に有り難うございました。

実際に書店に 置いてあるのを見つけた時の喜びは一生忘れることのできない出来事となりました。

絵本モリンガのきせき

作 :ハンク・ブルース & トミ・ジル・フォーク
編集:こまつ はなえ
イラスト・翻訳:こまつ みほ

 

姉がイラストを担当した「『Miracle of the Moringa Tree』の日本語版を作りたい」とずっと思いながら、どうやって出版したら良いかも分からず、原作がアメリカで出版されてから6年もの歳月が過ぎてしまっていました。

 

「色えんぴつで描かれたイラストの色合いと雰囲気を最大限に活かしたい。でもやっぱり印刷でそれを表現するのは難しいのだろうな。」そんな時に見つけたのが、“リーブル出版”でした。

 

私たちが制作依頼した絵本は、英語版原作のある絵本の翻訳であること、イラストと翻訳を担当した姉がアメリカに在住しているため、出版までの窓口が妹の私になること等、難しい面もありました。
絵本制作に関して、右も左も分からないくせに“こだわり”だけは強い私たち姉妹の要望を最後の最後まで親身になってご対応してくださった担当の傍士さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

当初は愛蔵版として少ない部数での制作を予定しておりましたが、段々と形になっていく絵本を見ているうちに、原作者の願いである「“モリンガ”という奇跡の木の物語を世界中の人に知ってほしい」という思いをいつの間にか私も抱くようになり、傍士さんにご相談をし、日本全国の皆様に手に取っていただけるよう制作部数を増やしました。

 

何度も何度も傍士さんとやり取りをし、ようやく出来上がった『モリンガのきせき』を手に取った時の感動、オンラインショップで販売されているのを見た時、そして実際に書店に置いてあるのを見つけた時の喜びは一生忘れることのできない出来事となりました。

 

英語版はストーリーを読めず、絵を楽しむことしか出来なかった親戚や知人から、『モリンガのきせき』を読んだ感想や私たちがこだわり抜いた部分を褒められた時は、本当に嬉しかったです。

 

もしあの時、リーブル出版に出逢っていなければ、この奇跡の木の物語をいまもなお日本語で読むことは出来ていなかったと思います。まさにモリンガが巡り合わせてくれた“奇跡”のようなご縁です。

 

今こうして、たくさんの人にお褒めの言葉や「素晴らしい絵本を出してくれてありがとう」という感謝の言葉をいただき、たくさんの貴重な経験をすることが出来ているのは、すべてリーブル出版の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

 

こまつはなえ

 

イメージが十分にかたまっていない段階から相談にのっていただき、 本当に満足できる作品を完成することができました。

写真絵本村の音が聞こえる
文・写真・佐藤敬久(東京都)

写真絵本ということで、まず大切に考えたのが印刷の質です。

インターネットでリーブルさんを見つけ、サンプルを送っていただきました。

そのクオリティの高さがリーブルさんにお願いしようと考えた大きな要因です。

実際に、自分の本のサンプルが送られてきたのを見て、さらに安心することができました。

私がイメージしている色が1回で見事に表現されていたからです。

ですから写真の印刷については、ほとんど私から指示する必要はありませんでした。

最終的な本の印刷も素晴らしいものでした。

 

この本では、ネパール語のデバナガリ文字が多く使われています。

そして「村の音」を表現するデバナガリ文字がこの本の一つの柱となっています。

ところがこの文字は少し厄介で、ワードでは正しく表示されたのですが、

本づくりの編集ソフトでは文字化けが起きてしまいました。

しかし、担当の方は対処法を見つけてくださり、しっかりと解決してくれました。

ネパール語というあまりなじみのない言語が、正しく修正されているかどうかの判断は

とても難しかったと思います。それでも、辛抱強くやり取りを繰り返していただいたことで、

完成にこぎつけることができました。

 

イメージが十分にかたまっていない段階から相談にのっていただき、

本当に満足できる作品を完成することができました。ありがとうございました。

作品印刷には妥協したくなく、難しい注文にも、誠実に耳を傾け、かつ適切に対処していただきました。

やさしや
著・須釜 聡(石川県)

能登半島の撮影を始め20年ほど経過しようとしています。能登を題材にした写真集は今回で2冊目になります。最初の写真集は東京の出版社で、作品構成・色校正など直接お会いし、お手伝いしていただきながら完成させました。

今回の出版では、「前回の経験を生かし、作品構成はある程度自分で行う代わりに安価で、しかし、作品の印刷は高品質で。」との思いから、ネット検索し数社をピックアップ。その中から、特に印刷品質に自信を持つリーブル出版を最初に選び、ご相談しました。見積もりをしていただくと、前回出版費用の2/3ほどで出版可能。「安価で印刷は高品質」、希望にぴったりでリーブル出版に決めました。

具体的な作業に取り掛かると、作品構成に関しては、私の案をほぼ取り入れていただき、それほど時間を必要としませんでした。ただ、個々の作品の仕上がりに関しては、私は現在もポジフィルムを使用し作品作りをしており、どうしても「ポジに忠実な色合い」を求めてしまいます。「ポジに忠実に」と簡単に言いますが、技術的には大変難しいようで、リーブル出版の方には大変ご苦労をおかけしました。

通常の簡易校正では色合いがわかりにくい面もあり、校正はすべてプルーファー校正で行わせてもらいました。より正確な色味を確認したい場合は、本機色校正をお願いし、5回ほどやり取りを重ねました。予定より出版まで時間を要しましたが、色校正の度に作品が自分の望みの色合いに近づいていくのを実感でき、最終校正終了時には、すべて満足する作品に仕上げていただきました。

作品印刷には妥協したくなかったため、難しい注文もあったかと思いますが、誠実に耳を傾け、かつ適切に対処していただき大変感謝しております。

出来上がった写真集を手にし、一人でも多くの方の手に渡るようにしたいという思いが強くなりました。今度は私が努力する番です。

 

ユーザ視線の会社体制、優しい応対とスタッフ間の強い連携、クォリティーの高い印刷技術、そうしたトータルバランスが、安心して作品集の製作をお任せできる信頼できる会社

谷口能隆写真集 Passage−刻の痕跡〈PARIS・PRAHA・小樽〉
著・谷口 能隆(北海道)

写真集の製作、出版は写真展での展示とは違い、物としてして鑑賞でき、形として残っていくものであるため、写真家として大切なツールであり、また目標、夢でもあります。

今回の写真集は、私にとって一冊目の取り組み、チャレンジとなりましたので、費用面や仕上がり具合に対する不安は多くありました。

手始めに、まずオンデマンドでの写真集製作をインターネット環境から提供している会社で作成しました。ブックデザインからページ構成まですべて完全データで作りますので、細かな点まで自分なりのこだわりを確認、反映できました。

次に実際の写真集製作に向けて、出版会社をインターネットで調べていたときに、リーブル出版さんが目にとまりました。この段階でインターネットで提供されている情報が、ユーザーに優しく、知りたい情報が的確に掲載されており、何より気になる費用面についても自動見積もりによって、わかりやすく工夫されており、さっそく資料請求した次第です。

届いた資料には印刷用紙のサンプルも何種類か同封されており、また、印刷に関して知識がないものにとっても「How To Make 写真集・画集・絵本の作り方」という冊子により、入稿から印刷、出版に至るところまでわかりやすく解説されており、大変、参考になりました。

リーブル出版さんのモノクロ印刷で黒さを際立たせる「スーパーブラック印刷」があります。今回の写真集はモノクロ写真集ですので、リーブル出版さんのこの技術が契約に至る大きなアドバンテージとなりました。モノクロ写真の極みは、やはりオフセット印刷でどこまで諧調性を表現できるか、黒のディティールの締まり具合、どこまで微妙なトーンを残せるのか、全体のコントラストは……、こうした作者のこだわりにどこまで応えていただけるのかが、印刷会社を選定するモノサシとなります。

何分、私は北海道に住んでおりますので、高知の出版社との距離は、写真集の製作過程において不安材料でもありました。印刷会社を選定中に神戸へ行く機会がありましたので、この機会に直接、リーブル出版さんを訪問いたしました。この際、あらかじめオンデマンドで作成済みの写真集と実際の印画紙プリント全作品を持ち込み、リーブル出版の担当スタッフの方に写真集製作の思いを伝えました。スタッフの方からは大変、親切、丁寧にご説明いただき、かつ的確に私の思いを捉えていただいた感触があり、自分の想いを託す決断がここでほぼ出来上がりました。

リーブル出版さんは、会社に併設して印刷工場をお持ちで、見学もさせていただきました。写真集の完成度は、企画・構成はもとより、印刷のクォリティーは、オペレーターの技量が大きく影響します。この点、リーブル出版さんは、独自の技術力で経済産業大臣賞を受賞した全国トップクラスの印刷品質を持っており、かつ入稿から印刷工程まで一連のスタッフの連携が行き届いてることがそうした実績に結びついていると実感できました。

実際に契約、出版となるとそれなりの出費となりますので、決断、契約に至るまで少しの時間がかかりましたが、他社を検討する考えはすでにありませんでした。

目標としていた公募に選定され東京、大阪での個展が決まり、この日程に合わせ、契約、入稿、校正、出版まで、北海道と高知との距離を感じることなく、スムーズにことが進みました。

印刷当日は、立会いに高知まで出向きました。あらかじめ本機校正を行っていたので、確認作業は順調に進みました。また、立会い中に印刷工程でのオペレーションの範囲を超える私の要求については、関係スタッフが連携して、即座にその版の作り直しにより対応いただくなど、おそらく他社では融通困難な対処もその場で行っていただきました。このあたりが会社に併設した環境に印刷工場をお持ちであり、関係スタッフ間の連携が強固なリーブル出版さんの強みだとつくづく感じた次第です。

発刊後、購入いただいた写真関係の知人からは、印刷のクォリティーの高さについてのコメントや写真集製作に関しての質問を方々よりいただいております。私にとっても初めての写真集でしたので、嬉しい限りであり、リーブル出版さんに感謝の念に耐えません。

今回の写真集作成にあたり、当初は北海道と高知との距離的な不安がありましたが、リーブル出版さんのユーザ視線の会社体制、スタッフの方々の優しい応対とスタッフ間の強い連携、クォリティーの高い印刷技術、そうしたトータルバランスが、安心して作品集の製作をお任せできる信頼できる会社の所以であると確信いたしました。

対応は丁寧で、疑問点に答えていただいたので、 安心して注文することができました。

日本アルプス 雲と太陽の物語
著/輿水 忠比古(山梨県)

これは7年前から計画されたもので、本の構成は2年前からほぼ決まり、
掲載作品の改善を重ね、やっと出版することが出来ました。
出版社の決定は、4社を比較してリーブル出版が一番信頼できると判断しました。
正式見積りまでの対応は丁寧で、あまりセールスをせず疑問点に答えていただいたので、
安心して注文することが出来ました。
製作に入って、初校正で画質に不安を感じましたが、その後の丁寧な対応で第3校正で校了となりました、
本来なら追加費用が発生する本機校正や頁追加を積極的に提案していただき、他に例がない立派な仕上がりとなりました。
今回は上製本で糸かがり製本にしたので、本の開きが良く見る人にストレスを感じさせない本となりました。
配本後の評判は非常に良く35冊まとめて購入してくれた人もいました、
地元の新聞社2社でも4分の1ページ位の記事を載せていただきました。
自分でも何回も頁をめくり満足している状況です。

良い本を作りたいという印刷へのこだわりが、非常にプロ意識の高い出版社だと、強く感じました。

RING OF LIFE
著/中村 惠美 編集/中村 晃

東京で、初の個展を開催し、この時に、お客様から、写真集のご要望を多数いただき、
巡回展の名古屋の写真展までに用意をしようと決めてから、どこの出版社さんにお願いするか、数日にわたり探し、
クオリティ、値段、実績、対応と様々な要素を考えながら、調べました。
当初は、私の在住が、東京ということもあり、離れた高知県の出版社さんでお願いするのは、正直なところやり取りに、不安もありました。
当初のやり取りをした段階で、とても親切で、迅速に返信を頂き、また、こちらのニーズを、汲んでくださる対応に安心して、リーブルさんでお願いしようと
決めました。
名古屋での写真展までに3ヶ月を切ってしまう状況の中、印刷に関してもこだわりをもって、イメージ通りの仕上がりをして下さいました。
著者と同じ気持ちになって、より良い本を作りたいという印刷へのこだわり、非常にプロ意識の高い出版社さんだと、強く感じました。
昨今、仕事という割り切りで、機械的にビジネスでのやり取りが多いご時世に、心のある対応をして下さったリーブルさんに頼んで良かったと思っています。
自費出版でありながら、東京の大手の本屋さんで、置いて頂ける状況となり、リーブルさんのクオリティの良さが伺えました。
本当にありがとうございました。

中村惠美

私自身のこだわりを残しつつ、ご提案を取り入れていただき、味わい深い作品となりました。

山のくろと呼ばれて 〜思い出ぽろぽろ あんなこと こんなこと~
長谷川光位(東京都)

 

リーブル様の印刷の品質や技術の高さは伺っておりました。

私の写真は、コンパクトカメラやデジカメで、日常の何気ないヒトコマを撮り貯めた記録のようなものばかりです。ひとつひとつの写真に決め手はないのですが、整理して繋いでいくことで、ストーリーが出来上がったのです。

写真集というジャンルで、製作をお願いしてみたものの、美の追求という点では、少し気後れしておりました。プロのカメラマンの方が、的を絞り、対象を浮かび上がらせて、一目で感動を与えるような写真ではありませんが、犬の〝くろ〟とともに写し出される背景や、係わり合う縁も大切に感じる作品です。

また言葉の力を大切に、こだわった作品でもありました。かなり、文章のボリュームがあり、読み物として分類される傾向もあります。

完成間近にいただいた本文の変更についてのご提案は、全体の構成や流れを、もう少し早い段階で、細かなニュアンスを含めて、じっくり検討してみたかった部分ですが、私の原稿を熟読され、〝くろ〟へ深く感情移入されたことで、最終のタイミングでのご提案になったのだと、受け留めております。

装丁を担当していただいた傍士様、ベージュの丈夫な表紙は、最後まで泥臭く粘る〝くろ〟が偲ばれます。その表紙に集められた表裏、合わせて10のつぶやきは、〝くろ〟の口から、ぽろぽろとこぼれてきそうな言葉でしたね。(笑)

表紙カバーについては、当初、私は違ったイメージを考えておりましたが、〝春めく農道〟(作品の中に掲載)をアレンジしていただき、活き活きとした〝くろ〟が印象的です。空気の澄んだ寒い季節などは、富士山がくっきりと浮かび上がる私のお気に入りの場所ですが、春霞のかかるこの頃は、富士山が隠れてしまうのです。特別な絶景ではないけれど、やさしい緑と野花のゆれる風景に溶け込む〝くろ〟に満足しております。切れ味に乏しい写真でしたが、むしろ、やわらかな〝くろ〟の表情が引き出されたように思えます。表紙カバーに春を選んだことで、迷った結果、裏表紙カバーには、秋の〝黄金色の農道〟(作品の中に掲載)を選びました。地味ですが、くろの旅立ちが秋であったこと、何度も一緒に歩いた道、近年変わりゆく町並みを見ていて、いずれは消えてしまいそうな原風景になる予感などが後押ししたものです。

私自身のこだわりを残しつつ、ご提案を取り入れていただき、味わい深い作品となりました。

素朴な写真が多かったので、全体的に、落ち着いた、飽きのこない仕上がりにしていただき、想い出が詰まった、ずっしりと重い1冊となりました。

 

本が完成し、4月に、〝くろ〟のルーツを辿るべく、山梨県を訪れてみました。(甲斐犬もどきの〝くろ〟はどうも山梨県にゆかりがあるようで……)今年こそは……今年こそは……と思いつつ、数年来、先送りになっていた桃の花咲く頃の甲州路。勝沼ぶどう郷の駅のホームに沿って桜並木が満開の時期は、甲府盆地にピンクの桃の花が一面に広がるのです。下りの電車でもう少し進み、のどかな無人駅の春日居町で下車。桃の花畑の脇を歩きながら、「着いたよ!」といって、鞄の中の『山のくろと呼ばれて』を取り出して、ページをめくり、くろ、ゴロ、太良、そして仲間たちに桃の花を眺めてもらいました。

 

完成した本を、縁のあった方、知り合い、ご近所の方へ差し上げましたところ、「涙がでてきたよ」そんな言葉にジーンとしました。中には、買っていただいた方もありました。〝くろ〟は地元の方々には、よく声をかけていただき、可愛がっていただいた犬でした。

私の手元のアルバムの中に留まっていた〝くろ〟が世の中へと羽ばたいて、時間の経過とともに、その後の本(くろ)の運命が気になりますね。

出版後、時々、書店へ足を運んでおります。無名の『山のくろと呼ばれて』ですから、どこの書店にも在るわけではありませんが、それを探すのもひとつの楽しみです。〝くろ〟はどんなところにいるのかな? 書店での扱われ方も様々です。

時々、休日に電車で1~2時間ほど離れた書店にも行ってみます。

もしも、ボロボロになって、くたびれている〝くろ〟を見つけたら、買って帰ろう(連れて帰ろう)という心境で訪ねます。

かわいい動物の仲間たちの写真集のコーナーに紛れていたり、華やかなグラフィックコーナーの中に置かれていたり、有名な写真家の方の作品の横に、ひっそりと佇んでいたり、思わず「〝くろ〟こんなところにいたのか!」とつぶやいて、表紙の顔を撫でてみたり、 誰にも気付かれそうもないような足下の棚にひそんでいるのを見つけて、少し中段の棚へ移動してみたり、奥まっている背表紙を1~2センチ前へ出してみたり……ささやかなプチ営業ですね。(笑)中には、お客さんが開いて見ることができないように、ビニールに覆われていることも。それはそれで、大事に扱われているんだなと安心してみたり。これからの〝くろ〟の運命を見守りたいですね。

 

最近は、書店が消えていく時代。さみしいものですね。

大型書店は図書館のような雰囲気の所が増えてきました。角には椅子を設けて、読書スペースも。またカフェや雑貨屋さんを併設したり、集客率を上げる工夫が、必ずしも売上げに結びつかないことも悩みでしょうか。

ネットの時代ですが、本屋さんに元気になってもらいたい。本屋さんが元気でいてほしい。そんなことを考える今日この頃です。電子書籍も注目されますが、やはり、紙の風合いや手ざわりを大切にしたいですね。

『山のくろと呼ばれて~想い出ぽろぽろ あんなこと こんなこと~』細く長く、皆さまに親しんでいただけることを願っております。

 

2017年 6月  長谷川 光位

積極的に対応していただいたことで、迷いなくリーブルに決めましました。

MONOLOGUE
永島直樹(兵庫県)

 

今回の写真集は2回目の写真集です。前回の写真集は私の写真歴を物語るプライベートな処女作品でしたが、今回はより本格的な写真集を制作したく、ネットの検索で私のイメージと合った写真集の出版会社を探し当ててきました。リーブルさんを初めて知ったのは2年前ネットで見つけたのですが、他の出版社も探しているため、まだ決定にしていなかったのです。

昨年たまたまリーブルさんのサイトを再確認したところ、他の出版社より製作の技術力が成長しているのに目をつけました。カラー白黒を問わず、他の出版社より写真集や画集、絵本などのグラフィック系の本に力を入れているリーブルさんの魅力も感じました。

コントラストを極める新しい白黒印刷技術法「スーパーブラック」が気になったので、問い合わせのメールをやりとりしたり、自分で写真フィルムをスキャナーで読み込んだ写真データを焼き付けたDVDを送ったり、著名の写真集の例をあげて私の写真集はこうありたいと注文をつけたりして、リーブルさんが積極的に対応していただいたことで、迷いなくリーブルさんに決定しました。

撮ってきた写真はフィルムカメラで撮ったものがほとんどですが、限られたページにどの写真を載せるかは私が選ぶだけでなくリーブルさんに選んでいただきました。やはり読者に近い立場であるリーブルさんに選んでいただいた方が一般の読者が納得できるだろうと思ったからです。タイトルを考えるときも自分ではなかなか閃きがなく悩んでいましたが、私の写真集イメージに合ったタイトル案をいただいたことも洞察力と情報力が富んでいるリーブルさんが流石だと思いました。

仕上がった写真集を手にとったとき、表紙の表から裏まで写真が印刷されていたことに気が付きました。これは他社にはあまりみられず、そこまで凝ったとはいかにもリーブルさんらしいでした。表紙だけでなくカバーも写真集本体もリーブルさんがこだわった、思い入れのある写真集を作成していただいたことも感謝しています。

発行後、ある写真雑誌社から当社の新しい写真集の広告コーナーに載せて欲しいとの連絡があって掲載OKと対応したら、実際に載っていただきました。これを読む度、胸がワクワク躍りました。私もリーブルさんもよい宣伝となり、写真雑誌社も入れて三角関係が繋がっていることを実感しました。

リーブルさんはカラー白黒とも続々と迫力感のあるダイナミックな写真集が出ており、今後もさらなる成長を遂げているリーブルさんを期待しております。