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スタッフ

おめでとうございます!

わのわスープ

弊社がパッケージデザインをさせていただいているNPO日高わのわ会さんの「こうちの季節野菜まるごとスープ」が、先日行われた「高知家のいい物おいしい物発見コンクール」で、見事優秀賞を受賞されました。
有名百貨店でも販売されることが決まったようです!
本当におめでとうございます!!

高知新聞に掲載されました!!

もへえ高知新聞2

当社から「もへえ、修行中」を出版された宮崎文敬さんが今朝の高知新聞に掲載されました!
お手伝いさせていただいた本がこうやって取り上げられるのはうれしいことです・・・

著者の声(宮崎文敬 様)
http://www.livre.jp/nbook/voice.htm#v09

もへえ修行中

京都からのお客さま

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最近遠くからのお客様続きのリーブルですが、

11月21日も京都から書道家の堀之内哲也さんご一家が、はるばるワゴン車でやってこられました。

 

この日堀之内さんがお見えになることは聞いていたのですが、朝から子どもの声がするな〜

社員の子どもが遊びにきているのかな?と見に行くとワゴン車からちびっこが

一人、二人、三人、わらわらと出てきて思わず笑ってしまいましたが、

遠いところから小さいお子さんを連れて凄いパワフル堀之内家!

子どもたちも長旅の疲れも見せず、ものおじもせず、目をキラキラさせながら

工場を見学していました。

 

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印刷機の大きさにテンションがあがる堀之内一家。

説明する子ども大好きの印刷オペレーター小石は、印刷するより子どもたちと遊びたくなっていました。

 

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真剣なまなざし。何をおもっているのでしょうか。

普段子どもの姿のない工場ですが、子どもがいると元気な空気がたちこめます。

 

 

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今回、堀之内さんは自らの作品でつくった2014年度のカレンダーの印刷立ち会いも込めて見学にいらっしゃいました。

刷り上がりを見てとってもいい笑顔! よかった〜〜〜!

私は写真を撮るのに30分ほどついてまわっていたら、いつのまにかだっこだっこと子どもたちに

すっかりなつかれてしまい。あげく帰り際、「離れたくない〜〜」とギュ〜〜っとされてメロメロに。

女の子はうまいな〜〜(笑)と感心させられました。

ご一家でぜひまた遊びにきてくださいね!

 

堀之内さんのカレンダー詳細はこちら↓

http://ameblo.jp/iloha-tetsuya/

めっちゃかっこいいです!

 

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『ルリュールおじさん』

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読書ノートNo.10

書 名  『ルリュールおじさん』

著者名  いせひでこ

出版社名 理論社

 

パリ……ある少女の図鑑がバラバラになってしまった。

新しい図鑑を買うより、この使い込まれた図鑑をどうしても治したい少女。

そんなとき、ルリュール(本作りの職人・もう一度つなげる)おじさんと出会う。

 

少女の大切な本が、おじさんの手によってもう一度生まれ変わっていく行程が、

美しく、わかりやすく絵に表現されています。

おじさん自身、自らの父親と自分を比べ、「私も父のような魔法の手をもてただろうか」と

迷い悩でいるが、少女と自分の小さい頃の光景をだぶらせ、

少しづつほどけていくふたりの心と姿に、切なくも暖かさを感じた本でした。

 

今はほぼ機械化され、パリの製本職人はひとけたぐらいになっているそうです。

 

14

『みんな元気だ』

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読書ノートNo.9

書 名  『みんな元気だ』

著者名  椎名誠・文  和田誠・絵

出版社名 文化出版局

 

この本は作者である椎名誠さんが見てきた野生動物を、

“誠同士”のコンビで送る、面白動物絵本です。

R-iさんに借りて読みました。

私としてはあまり行きたくないアマゾンとか、マサイ族のいるアフリカとか、

南半球の端っこにあるフォークランドなど、自然そのものの動物、

シロクマ、アザラシ、サメ、オオカミ、なまけもの達と

出会ったことを絵にして話しています。

 

アマゾンのジャングルで一番見つけやすいのが、なまけものだそうです。

なまけものはただ木の上でじっとしていますが、

一週間に一回は糞をするのに動くそうです。泳ぐ時だってあるそうです。

他にもたくさんありますが、この面白さは言葉でなかなかうまく伝えられないので、

皆さんぜひ一度読んでみてください!

野生動物となると実際に遭遇すると怖そうですが、

この本を読むと全然そんな感じがしなかったです。

 

12

『生き方上手』

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読書ノートNo.8

書 名  『生き方上手』

著者名  日野原重明(医師)

出版社名 ユーリーグ

 

人生の中年とは50歳から始まる……。何事も捉え方次第で変わる。

日野原医師が患者さんと話をするとき、必ずといっていいほど大抵の患者さんは、

「私ほど不幸者はいない」と言われるそうだ。

その時、日野原医師はいつも患者さんに、

「あなたの苦しみはどん底の苦しみの10分の1くらいでしかないでしょう」

と、医師が出会った本当に胸が潰れるくらい辛い人生を送られた人の話をしてあげると、

その患者さんは納得して、今の自分はそんなに不幸ではないと考え直します。

私自身も不幸なことは敏感すぎるくらい感じてしまう面がある。

反対に幸せには、案外鈍感な自分がいることに気づかされる。

 

人はいくつになっても生き方を変えられる……人生は習慣である。

かのアリストテレスは、「習慣とは繰り返された運動」であり、

習慣が人間の性格や品性をつくると言っており、習慣に早くから配慮したものは、

人生の実りも大きく、習慣をあなどった者の人生はむなしいものに終わってしまう。

習慣は日々の積み重ねだから、それが習い性になってしまえば、

その後は辛いとも面倒だとも感じなくなる。よい習慣をからだに覚え込ませればよいと……、

う〜〜ん!

普段は習慣などということはあまり意識しないで生活しているし、

自分が日々とっている行動が習慣になっている部分があるのか。

一日が終わる時点でその日のことを振り返ってみたら、

なにが習慣になっているか発見できるかもしれない。

 

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『リズム』

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読書ノートNo.7

書 名  『リズム』

著者名  森絵都

出版社名 角川文庫

 

自分自身の変化に恐怖心を持たず、たとえ周りが変化したとしても、

惑わされない自分だけの「リズム」を生み出せたとしたら、

自分を取り巻く世界の中に、きっと素敵な未来を見つけられるような気がする。

 

何気ない普通の、ごくありふれた日常の中で起きてしまう、ほんの小さな問題や波紋のようなものは、

無くそうとしても、その術は見つからない。

過ぎていく日々は過去の出来事のように忘れて、またそれぞれの道を歩んでいく。

いつまでも、その時の自分で居ることはできず、ただ時間が過ぎていく。そんな日々を繰り返す毎日。

そんな風に変わっていってしまうのなら、すべてはムダなんじゃないか。

信じられるものは、この世の中に何もないんじゃないか。そんな考えも浮かんできてしまいます。

だからといって、幸福感や記憶、その出来事の輝きが消えてしまうわけではないはず。

その時に感じた気持ちは、真実であることに違いはない。

いつかは変わってしまうものだとしても、一瞬の中に存在する永遠を、否定することは誰にもできない。

そういう想いを抱かされた一冊です。

少しだけ切なくて、でも前を向き歩んでいく主人公の明るさに心を打たれたラストが印象に残っています。

自分の青春の思い出の1ページと照らし合わせたり、

中学生の良き時代のことが、思い浮かんで青春時代をもう1度経験したいと、

日常の生活に支障が出てしまいそうになりました。でも、ササッと読める本です。

 

17

 

『ネバネバネバ〜ギブアップ』

表紙

 

読書ノートNo.6

書 名  『ネバネバネバ〜ギブアップ』

著者名  清田 学

出版社名 リーブル出版

 

出張のときに南風の中でバーっと一気に読みました。

本が一冊できるまでには、たくさんの人の想いが詰まっているものです。

この『ネバネバ〜』は、本当に多くの人をハラハラさせたり、怒らせたりした、

ある意味いろんな人の想いが詰まっている珍しい本ではないかと思います。

 

僕自身もそうでしたが、進路選択や就職活動のとき(男は特にそうかもしれませんが……僕だけですかね(^_^;))

何も考えてないというか、成り行き任せだったりして、入ってみて初めて、

「なんか違うな」

と違和感を感じたり、でも後には引き返せなかったりして……、

という人が意外と多いような気がします。(僕だけですかね(^_^;))

 

著者の清田さんはフラフラしているように見えますが、

そのときそのときの自分の正直な気持ちに、きちんと向き合って、

必死に前に進もうともがき、失敗して、怒られたり、愛想つかされたりしながらも、

やっぱりちゃんと前進しています。

自分と向き合い、さらけ出して何度も挫折したことであろう今回の出版ですが、

彼自身、親にもなり、これから先もっと困難なことが待ち受けていることでしょう。

しかし、今回の出版は少なからず、それに立ち向かう力となって彼を支えることでしょう。

そして多くの人に「自分でも本を出版できるのではないか」「自分も頑張って前に進んでいこう」という

勇気と希望を間違いなく与えたと思います。

 

リーブルでもっとこういう本を出せるようになればいいなと、素直におもいました。

 

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