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バーコ印刷

 

moritakeglass年賀状でやりたかった「バーコ印刷」ですが、

今回、機械メーカーさんと、

資材屋の株式会社真和 様に協力していただき、

バーコ印刷ができる機械を貸していただきました!

 

そこで、「moritakeglass年賀状」で本来やりたかったことに挑戦します。

バーコ印刷は、オフセット印刷後のインキがまだ乾いていない時に、

特殊な粉を印刷面の盛り上げたいトコにふりかけ、

熱で、そのバーコの粉を溶かし、液状にして固める方法です。

一般的に「浮き出し印刷」や「厚盛り印刷」とも呼ばれる印刷方式です。

 

 

①オフセット印刷する

※今回は乾燥の遅い赤いペンで書きました。

 

 

②バーコ印刷用の樹脂パウダーをふりかけ、不必要な部分のパウダーを落とす

 

 

③レンタル中の機械に入れる

※画像はリーブルの秘密兵器になるかもなのでモザイク加工。

 

 

④できあがり

※乾燥の遅いペンでシャシャっと書いたもの

 

※イラストはリーブルの女性社員Kさまに書いていただきました。

 

 

素敵だーーー!!!

盛り上がって、ピカピカしてるのがおわかりいただけましたでしょうか?

 

 

考察

 

やはりとてもオモシロイ加工だと実感しました。

ただ、この機械だと1辺はある程度の寸法イケますが、

機械形状に限りがあるため、210mmまでのようです。

印刷後の断裁についてはテストしていませんが、

断裁機の紙押さえをスポンジタイプに交換すると大丈夫そう。

でも、ホントは断裁に適していないので、1丁でバーコ印刷の機械に通したいです。

 

 

 

実現に向けて

 

まず、この加工の需要があるかどうかが大切。

TCG土佐クリエイターズギルドの会員でもあるデザイナーさんに聞いたところ、

ある一定期間、流行って、みんながやり出して、あと飽きられるのではないかって。

なるほどー。

でも、何年か前から「レトロ」というのが流行っていて、

それは印刷業界も同じ。

昔の印刷方式の活版印刷や孔版印刷も、まだまだ需要があるし。

どうにかこれをリーブルで加工できるシステムにしたいですね。

大切なのは、

「バーコ印刷できますか?」

「厚盛り印刷の名刺が欲しいのですが…」

みたいなお問い合わせがあるかどうか。

僕個人は、今すぐにでも機械を発注してみなさまにアピールしたいとこですが、

お金がかかることなので、なかなかそうもいきません。

いつか、バーコ印刷ができるシステムができましたら、

また、報告させていただきます!!!

 

 

現在レンタル期間中にどんどん見本を作っていきます。

興味を持たれた方、見本を見たいって方はリーブルまでお越し下さいませ〜

 

レポート 2013年2月14日(木)

株式会社リーブル 製造課長 小石晃弘

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