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ワーク

日帰り弾丸ツアーVol.3「わたしの水彩スケッチ日本紀行」

 

水彩画エッセイ『わたしの水彩スケッチ日本紀行』の著者の山本泰さんが、

倉敷の倉敷美観地区 ギャラリー・メリーノにて、4月30日まで作品展を開催しております。

前日、体調を崩しておりましたが、なんとか復活し、他社員2名と行ってまいりました!

 

久しぶりに渡る瀬戸大橋

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与島SAで休憩

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高知から約2時間で倉敷に到着。

途中、カーナビがすごく細い道に曲がれと指示されたので、

カーナビの情報が間違ってると思い込んで、ナビを無視。

停車し確認すると、カーナビは間違っていないことがわかり、

カーナビの指示する通り「店舗を右折」し、目的地周辺に駐車。

 

駐車場から、美観地区を歩くこと5分、

やっと到着した時は、閉館30分前でした。

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私たちが到着した時は、山本様はお客様の応対で大忙し。

後で聞けば、山本様の教え子の後輩の方々だったそうですが、

とても熱心に話を聞かれていたのが印象に残っています。

 

作品展で額縁に入った作品を拝見すると、リーブル出版で作品を拝見した時よりも重厚感がありました。

また、山本様が日頃使用している画材も見せていただきました。

この画材から素敵な作品が描かれるのだと思い、興奮しました。

「わたしの水彩スケッチ日本紀行」入稿後も制作活動を続けられていたようで、

画材の奥に目をやると、見たことのない作品が展示されていました。

2冊目を出版されるのが楽しみですね!

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ギャラリーを後にして、美観地区を少し散歩しました。

時間が遅いこともあり、お店はほとんど閉まりかけていましたが、

素敵な町並みに心奪われました。

 

少し焦げたような壁が魅力的。

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垣根。本当にいい仕事してますね!

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夜もふけてきたので、夜ご飯は美観地区内で食べて帰ることにしました。

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ふろふき大根。添えてあるみその味が絶妙。

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野菜の炊き出し

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ゲタ(初めて食べましたがホクホクして美味しかった)

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豚の竜田揚げ

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今回食事したのは「つね家」さん。

食べたものすべてを撮影できませんでしたが、味付けが最高!

あと、倉敷にある蔵元森田酒造さんの「荒走り」という日本酒が気になりましたが、

車で来ていたため、口にすることができず残念。次回は必ず!

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少し話が食べものに寄ってしまいましたが、

山本様の素敵な作品と、美観地区の素敵な雰囲気を堪能できました。

 

素敵なブログですのでぜひ、一読くださいませ

著者ブログ:芋宇(いもう) ただしの五里夢中「新日本紀行」

 

 

『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』

不登校

 

読書ノートNo.12

書 名  『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』

著者名  森田 直樹

出版社名 リーブル出版

 

春です! すっかり暖かくなってきて、新入生、新社会人のフレッシュな空気に包まれています。

そんな中『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』です。

不登校って…明るい話ではありませんよね。

しかししかし!私はこの本にとっても助けられたのです。

 

つい2、3年前までは不登校なんて考えたこともなかった私ですが、娘が生まれてから

何となく、引きこもりになったらどうしようとか、不登校にならない保証なんてどこにもないぜ!?

と脳天気ないらぬ心配もちらほらしていたのですが、不登校ならぬ登園拒否が急にはじまったのです。

 

去年の春でした。

保育園で遊んでいて腕を骨折した娘は、そのまま手術、入院、自宅療養で新学期早々に

新しい保育園生活から離脱。そのことも気にかかっていましたが、

当時2歳の娘には骨折、手術は本当に辛く苦しい試練でした。

痛い痛いと泣く娘を大丈夫だよ、とだっこしても彼女の痛みが治まるわけはなく、

仕事も長い間お休みしなければならず、なんでこんなことになってしまったのか

私自身も生まれてきて一番辛い出来事でした。

 

それでも2週間ほどしたら、しばらく家で私と二人だった娘は、保育園行きたいと言い始めていました。

行き始めてしばらくすると、はじまった登園しぶり。

毎朝大泣きする娘を何とか車に乗せ保育園まで連れて行き、

「かあちゃ〜〜〜〜ん!」と絶叫している声を背中で聞きながら

自分は一体何やっているんだろう、こんなに嫌がっているのに休ませてあげることもできず、

ふがいなさと後ろめたさで泣きながら職場へ向かう毎日。

骨折で有給休暇を使い果たしていたので、易々と休む事もできません。

仕事をやめることも何度か考えました。

けれどそれがこのことを解決する手段ではないことはわかってもいます。

毎日泣き叫ぶ娘をどうしてあげることもできず、誰かに助けを求めることもできず、

ただ一日一日を過ごすことに精一杯の毎日でした。

 

そんな時出会ったのがこの本『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』です。

その頃、仕事で新しくwebページを作るのに片っ端からリーブルの本を読んでいました。

最初はなんか不登校って重い題材だな〜と、自分の娘のこととは全くリンクせずに読んでいました。

しかし!! 一気に読んで、がーーーん。これうちんくのことや。しかもこれなら自分にもできそうやし

絶対保育園笑って行けるようになる! よかった〜〜〜!!と涙がでたことを覚えています。

骨折手術で娘が精神的にもとても消耗していて、保育園にいく元気がなくなっているようであること、

自分自身、どうやら出口のない暗い穴に入り込んでいたことにも気づけました。

 

不登校の子どもをもつ親は、自分を責め想像以上に追いつめられています。

子どももまた、自分自身も苦しいし、また親が苦しんでいるのを見ることは、子どもにとってまた辛いことです。

この本は、全く誰のことも責めません。それどころか誰にでもできる解決方法が書かれています。

不登校はもとより、子育てで悩む人、人間関係なんかで悩んでいる人にも解決の糸口が見つけられるんじゃないかと思います。

アマゾンではとても評価がよく、たくさんよせていただいているレビューは涙なくしては読めません。

たくさんの方がこの本に救われたんだと、あらためて凄い本だと嬉しくなります。

 

長くなりましたが、新学期を迎え何となく行きたくない…とつぶやく娘。

あ!こころのコップの水がなくなりかけてるな!!とこの本のことを思いだし、

先週からコンプリメントしはじめています。

 

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紙の展示会

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先日いつもお世話になっている紙屋さんの紙の展示会へ

お招きいただきまして、リーブルスタッフで押し掛けてきました。

まず目に飛び込んできたのは、会場壁にズラリとならべられた、ポスターの数々。

うわ〜と眺めていると、どこからともなく会場スタッフがやってきて丁寧に説明がはじまりました。

 

主催する紙屋さんの紙を使って、デザイナーが架空の商品や作品を作っていて、それぞれコンセプトやおもいが

つまっていて、へ〜〜〜〜と感心しっぱなし!

上のポスターは紙の質感でそれぞれにホテルを想定してホテルのアメニティーグッズをその紙で作るというもの。

月のホテル、山のホテル、大地のホテル…だった?でしょうか?

 

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途中、完全に消費者目線で萌え萌えです。

上の写真はスエードのような質感の紙に焼き印をつけてポスターを作っていました。

このondoという大阪のユニットが手がけているブースが個人的には好きでした。

下のノートが欲しかった〜!!!

 

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葉っぱのかたちのメッセージカード。書くのがもったいない美しさです。

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箱の中に紙が4種類入っていて、手の感触で当てるというちょっとゲーム性のあるブース。

レベル6まであってレベル6は本当にわからず、普段自分が視覚にたよっているな〜と痛感させられました。

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色々な目線で楽しめて、勉強になった展示会でした。

また見学や、展示会などに参加できることがあったら行きたいです。

 

「絵本カラー」新ラベル!

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リーブル出版では、絵本の印刷には、※独自に開発した専用オリジナルインキ

「絵本カラー」の使用をオススメしております。

※どのインキをどのように、どれだけの量を混ぜ合わせるかを、考え研究しました。

 

当社でも取り扱っているKaleidoインキ程の派手さはないですが、

インキを換えるだけで、専用の色補正が不必要なため手軽です。

通常のカラーインキに比べて鮮やかで発色が良く、またコスパにも優れているため、

絵本を発注してくださる方のほとんどが、この「絵本カラー」を指定してくださっております。

その印刷品質はたくさんのお客様に喜ばれております。

 

今回、インキラベルを新しくしました!

リーブル出版のデザイナーHによるデザインは、

カッコよくて、かわいくて、一家に1つ飾りたくなりますね!(笑)

「絵本カラー」についての詳細は、下記アドレスよりご覧になれます。

http://www.livre.jp/nbook/ebook.htm

 

2005年にできあがったこの絵本カラーは、

少しずつマイナーチェンジを重ね、今年で9年目です。

リーブル出版でしか味わうことのできない色を、ぜひ体感していただきたいです。

 

 

 

 

プラチナゴールド+、ストロングブラック

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ここ最近、ある方面で話題になっておりました、リーブルのゴールドインキ。

このたび、常備在庫品として認定されました!

 

まず、そのゴールドインキ。

「プラチナゴールド+」は、今までの金の青口や赤口とは違う発色感が得られます。

青口や赤口のゴールドに飽きた方、ぜひこのプラチナゴールド+を試してみませんか?!

先日、このプラチナゴールド+で印刷したチラシについて問い合わせがありました。

どうしても、その金色が再現できないというような内容でした。

おそらく、通常ではこの「色」は出ないと思います。

 

また、写真のプラチナゴールド+のとなりに写っているインキ。

「ストロングブラック」は、近年増えている特殊紙に対応したインキです。

一般的に出回っている特殊紙用のインキとは違って、ブラックの色が濃いです。

濃いブラックの中でも、僕が使ったインキの中では1番に濃いですね。

ボサついた紙にもしっかり印刷されると思います。

 

この2つのインキは他の印刷屋では出せない色だと思います。

それだけ、こだわりを持って作りましたので自信があります。

 

皆様に、納得してもらえるインキだと思いますので、

ぜひ!1度指定していただければと思います!

 

 

 

京都からのお客さま

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最近遠くからのお客様続きのリーブルですが、

11月21日も京都から書道家の堀之内哲也さんご一家が、はるばるワゴン車でやってこられました。

 

この日堀之内さんがお見えになることは聞いていたのですが、朝から子どもの声がするな〜

社員の子どもが遊びにきているのかな?と見に行くとワゴン車からちびっこが

一人、二人、三人、わらわらと出てきて思わず笑ってしまいましたが、

遠いところから小さいお子さんを連れて凄いパワフル堀之内家!

子どもたちも長旅の疲れも見せず、ものおじもせず、目をキラキラさせながら

工場を見学していました。

 

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印刷機の大きさにテンションがあがる堀之内一家。

説明する子ども大好きの印刷オペレーター小石は、印刷するより子どもたちと遊びたくなっていました。

 

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真剣なまなざし。何をおもっているのでしょうか。

普段子どもの姿のない工場ですが、子どもがいると元気な空気がたちこめます。

 

 

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今回、堀之内さんは自らの作品でつくった2014年度のカレンダーの印刷立ち会いも込めて見学にいらっしゃいました。

刷り上がりを見てとってもいい笑顔! よかった〜〜〜!

私は写真を撮るのに30分ほどついてまわっていたら、いつのまにかだっこだっこと子どもたちに

すっかりなつかれてしまい。あげく帰り際、「離れたくない〜〜」とギュ〜〜っとされてメロメロに。

女の子はうまいな〜〜(笑)と感心させられました。

ご一家でぜひまた遊びにきてくださいね!

 

堀之内さんのカレンダー詳細はこちら↓

http://ameblo.jp/iloha-tetsuya/

めっちゃかっこいいです!

 

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『感動する脳』

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読書ノートNo.11

書 名  『感動する脳』

著者名  茂木健一郎

出版社名 PHP文庫

 

どうもみなさんこんにちは、リーブルのマレーグマこと工場長です。

『感動する脳』とても面白く、ためになりました。

脳の神経回路は、年齢に関係なく鍛えることができるそうです。

脳は感動することで活性化されるそうで、活性化された脳は、

日常生活の些細な事でも感動を覚えるようになるらしい。

脳がいつでも感動できる状態でいることが若く生きていくコツだそうです!

またネガティブな脳になる落ち込んだ時は、ネガティブな感情を上回る位の、

ポジティブな感情を脳に送り込めばいいそうです……簡単に書かれていましたが、

実際難しいですよね。

でも人間の脳には、負のスパイラルから抜け出す能力が組み込まれているらしいです。

目の前のことをクヨクヨ考えるのではなく、ちがった角度から考えると、

いろんなことの解決の糸口が見えるような気がしてきました。

 

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『ルリュールおじさん』

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読書ノートNo.10

書 名  『ルリュールおじさん』

著者名  いせひでこ

出版社名 理論社

 

パリ……ある少女の図鑑がバラバラになってしまった。

新しい図鑑を買うより、この使い込まれた図鑑をどうしても治したい少女。

そんなとき、ルリュール(本作りの職人・もう一度つなげる)おじさんと出会う。

 

少女の大切な本が、おじさんの手によってもう一度生まれ変わっていく行程が、

美しく、わかりやすく絵に表現されています。

おじさん自身、自らの父親と自分を比べ、「私も父のような魔法の手をもてただろうか」と

迷い悩でいるが、少女と自分の小さい頃の光景をだぶらせ、

少しづつほどけていくふたりの心と姿に、切なくも暖かさを感じた本でした。

 

今はほぼ機械化され、パリの製本職人はひとけたぐらいになっているそうです。

 

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『みんな元気だ』

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読書ノートNo.9

書 名  『みんな元気だ』

著者名  椎名誠・文  和田誠・絵

出版社名 文化出版局

 

この本は作者である椎名誠さんが見てきた野生動物を、

“誠同士”のコンビで送る、面白動物絵本です。

R-iさんに借りて読みました。

私としてはあまり行きたくないアマゾンとか、マサイ族のいるアフリカとか、

南半球の端っこにあるフォークランドなど、自然そのものの動物、

シロクマ、アザラシ、サメ、オオカミ、なまけもの達と

出会ったことを絵にして話しています。

 

アマゾンのジャングルで一番見つけやすいのが、なまけものだそうです。

なまけものはただ木の上でじっとしていますが、

一週間に一回は糞をするのに動くそうです。泳ぐ時だってあるそうです。

他にもたくさんありますが、この面白さは言葉でなかなかうまく伝えられないので、

皆さんぜひ一度読んでみてください!

野生動物となると実際に遭遇すると怖そうですが、

この本を読むと全然そんな感じがしなかったです。

 

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