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男はつらいよ 映画評論集 「それを言っちゃあおしめぇよ」

今回の『男はつらいよ映画評論集・それを言っちゃあおしめぇよ』は、兵庫県姫路市で発行をしている月刊雑誌『文芸日女道』535号(2012・12)から541号(2013・6)にかけて6回連載したものと、618号(2019・11)から679号(2024・12)にかけて55回連載した2シリーズをまとめて出版したものです。

『男はつらいよ』のスタートはテレビドラマで、1968年(昭和43)10月3日午後10時から、フジテレビが放送した45分の番組で、当時中学生だった私はリアルタイムで観て、単純に面白かったことを覚えております。実は、その後映画化されたのは知らずに数年してから『男はつらいよ』シリーズの評判を知り、映画館に観に行きました。館内は笑いが続き、何か温かい気持ちになったことを覚えています。

 映画青年だった私は魅了され、「寅さん祭」「寅さん大会」という再上映3本立てで見逃していた作品を見ていきました。テレビドラマでの好感もありましたが、映画での迫力を感じました。そして山田洋次監督のファンとなり寅さん映画以外の『家族』や『幸福の黄色いハンカチ』なども観ることになり、後にはビデオや配信を利用して全ての山田監督作品を観ることになります。

『男はつらいよ』レギュラーシリーズが多くの人々に支持され、なぜ48作も創られてきたのかが本稿を書く主題となっております。所詮『男はつらいよ』はフィクション(創作)です。しかし、今なお寅さんは私たちのそばにいると思えるのはなぜでしょうか。〈あとがきより抜粋〉
 

男はつらいよ 映画評論集 「それを言っちゃあおしめぇよ」
著者:ウチダ スエヒロ
上製本 四六判(H188×W128) 286ページ
定価:2200円(本体:2000円+税)
ISBN978-4-86338-445-3

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