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トピックス

年末年始の営業日のお知らせ

2015年も残すところ、あとわずかとなりました。

本年も格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

早速ではございますが、年末年始の営業日を下記の通 りご案内申し上げます。

なお、本日12月26日は12時をもちまして年内の業務を終了する予定でございます。

甚だ勝手ではございますが何卒ご了承の上、

万障お繰り合わせいただきますようよろしくお願い申し上げます。

本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に、明くる年も変わらぬ

ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
12月26日 12時 営業終了
12月27日〜1月4日 休業
1月 5日 通常通り営業

それではみなさま よいお正月をお迎え下さいませ!

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ニホンオオカミ手作り絵本コンクール

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先日、奈良県東吉野村で行われた「ニホンオオカミ手作り絵本コンクール」の表彰式に行ってきました。

 

東吉野村はニホンオオカミが日本で最後に発見された場所で、今回「絵本で村おこし」をしようと、オオカミをテーマにした絵本コンクールが開催されました。

 

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最優秀賞(村長賞)を受賞された増田恵子さん。

 

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最優秀賞(村長賞)作品「ぼく、ニホンオオカミになる!!」。 絵も発色もとてもキレイです。

審査結果の詳細はコチラ → http://www.vill.higashiyoshino.nara.jp/index.html

 

実は1年前の企画段階から地域おこし協力隊の方にご相談をいただき、このたびこの最優秀賞作品をウチで出版させていただくことになりました。

 

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東京から家族で移住された「地域おこし協力隊」の大谷さん。

 

リーブルさんの印刷技術・品質の素晴らしさに加え、本当に親身に対応していただき、ここしかないと決めました!」

とのこと。

めっちゃうれしいです。

 

 

100点を超える応募作品が集まり(力作ぞろいでした)、コンクール自体もそうですが、オオカミを題材にした絵本の展示会「オオカミ絵本ギャラリー」やこの日の「東吉野村まるごとフェスティバル」なども盛況で、県外からの来訪者も増えたそうです。

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東吉野村は、幕末に土佐の吉村寅太郎らが挙兵した「天誅組」の最期の地でもあり、高知とのご縁もあらためて感じました。

人口減少、高齢化が深刻なのは、高知に住むボクにとっても他人事とは思えません。

天誅組終焉の地

 

絵本については、これから原画をスキャンし直して色補正をしたり、文章の修正をしたり、ウチにしかできない素晴らしい本に仕上げたいと思います。

来年の2月か3月頃に発刊の予定です。

みなさんどうぞお楽しみに!

ワオーーーーーーン!

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感動の「他社紹介」!

昨日、経営者と社員がともに学ぶ「共育講座」(高知県中小企業家同友会)に参加してきました。

昨日のテーマは「他社を知り、他社を語る!」
戸田さん
先日リーブルを訪問してくれた他社の社員さんたちが、リーブルの取り組みを紹介するプレゼンをしてくれたのですが、なんとそれが手作りの紙芝居での発表でした。

 

「リーブルさんは、社員みんなで作った5つの経営理念をもとに、力を合わせて理念を実践されています。」

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「印刷では、いい印刷物を作るために色やバランスなど細部までこだわり、妥協しない。」

 

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「出版では、著者の方も本を読んだ方も幸せになれるよう願いを込めて本を作っています。」

 

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「紙媒体だけでなく、HPや動画作成など時代に合わせて新しいチャレンジを続けています。」

 

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「社長自身が環境保護団体の代表を務めていたこともあり、環境保護団体、人道支援団体などNPOやNGOの印刷物・出版物のお手伝いをしています。」

 

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「ときには、団体の立ち上げや運営のアドバイスをすることもあります。」

 

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「今はネットの時代になっていますが、そのネットのブログを本にするなど、まだまだ紙の文化・出版文化の可能性は広がっています。紙の質感や匂いなど、カタチのある本にしかない良さを後世にも残していきます。」

 

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「幼稚園で仕事をしていると、絵本は子どもの心の成長にとってとても大事なものだと感じます。色鮮やかでキレイな絵本は子どもたちもワクワクするし、絵本は言葉を学ぶための第一段階でもあるのです。」

 

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「お客様に最大限のサービスを提供するためにも各セクションが連携して一致団結しています。月に1回、社員全員で社内勉強会を開催し、自分の担当以外のセクションの勉強もしています。」

 

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「また、技術の進歩に対応するため、メーカーの展示会や説明会などにも積極的に参加し、海外の最新情報なども入手し、次の時代の流れを読むように努力されています。」

 

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「作った本が書店に並び、多くの人に見てもらえるよう積極的に営業をしています。」

 

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「どんなに良いものを作ったとしても、社員が幸せややりがいを感じていなければ意味がない。お客様はもちろん、社員みんなのことも大事にしています。」

 

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「社員のスキル向上にも会社として全力でサポートしています。そのかいあって、絵本「ひかるもの」がジャグラ作品展で全国最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。みんなの努力の成果です。」

 

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「また、毎朝全員でミーティングを行い、進捗状況を確認・共有し、社員同士で助け合える環境を作っています。何か私用や困ったことがあるときにも仲間がサポートしてくれる素敵な職場です。」

 

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「このように、リーブルさんは5つの経営理念をもとに社員みんなで力を合わせ、幸せの輪を広げています。」

 

ね、スゴイでしょ!

泣きそうになりました…

6人それぞれ描いたタッチが違いますが、それがまたそれぞれ一生懸命描いた姿が目に浮かび、グッときました。

 

文章をかなり省略しましたが、ほかにも、途中でいろんな写真を交えたり、実際にリーブルから本を出したお客様のところまでインタビューに行って、ボクが語ったことがウソではないことを証明してくれました。

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普段から同友会で学ぶ経営者のもとで頑張っている社員さんたちだからこそ、こんなことができたのではないかとも思います。

描いていただいた紙芝居がウソにならないようボクたちももっともっと頑張りますよ!

 

本当にありがとうございました!

 

 

 

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リーブルの印刷が日本一の理由 社員限定リーブル工場見学会?!

IMG_5970左 緊張のおももちの工場長  右 うれしそうな印刷オペレーター楠本さん

 

リーブルでは月に一度、社員全員参加の全体会議を開催しています。

今年は話し合いだけではなく、それぞれの部署での知識や共有したい情報を

みんなで学んでいこう! ということで、各部署が普段どうやって仕事をしているのか

講義をしたり、パソコンのオペレーションをしたりと、毎月趣向をこらした勉強会をしています。

 

そしてこの日は満を持しての、工場見学です。

工場長緊張のおももちでしたが、しっかり資料をつくって、丁寧に印刷機や製本機の説明をしてくれました。

私自身は初めて知ることもたくさんあって、いちいち感動。

質問にもしっかり答えてくれます。

それでは実際に印刷機を見ていきましょう。

 

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この印刷機はカラー印刷をする機械です。リーブルで印刷されるカラーの印刷物は、全てこの機械で印刷します。

経済産業大臣賞(印刷の日本一の賞)をいただいたのも、この機械で印刷したものです。

私は初めてこの機械を見たとき、大きい! 船みたい! と思いました。

社員一同いつも見ていますが、改めて説明してもらうと新たな発見がいっぱいです。

 

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まず印刷するには機械に版(シアン、マゼンダ、イエロー、黒の印刷される部分をアルミの板にレーザーで焼き付けたもの)をセットします。

その後、印刷する紙をセットします。しかしなかなか、紙は重いし、やわらかいし、きれいに積んでいくのは大変なのです。

手先が器用な楠本さんもこれはとても難しいと話してくれました。

 

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それでは実際に印刷していきます。上の写真は同じ版で印刷したものですが、色が全部違います。

濃度の調整や、インクの乗り、タイミングなどいろんな場面を想定して印刷して見せてくれましたが、

比べてみるとこんなに違いがでるものかと、印刷の繊細さと難しさを実感。

機械が印刷してはいますが、オペレーターの腕があってこその印刷なんですな!

次は印刷トラブルを再現してくれます。

 

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上の汚れは水量不足に因る水欠の汚れです。

水が少なくて汚れるのを水欠の汚れ。水が多くて汚れるのを水負けの汚れと言います。

水負けするとベタの部分がムラムラになります。

 

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次は仕上げ、製本です。

社員一同美しい製本仕上げに絶対的な信頼を置く、仕上げ部の説明です。

ここでも普段何気に見ている仕上げについての、大変さと仕事に対するこだわりや姿勢について学ばせてもらいました。

 

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上の写真は並製本(ソフトカバー)に表紙をつける前の段階。

背表紙よりもはみ出してヨコ(表紙の方)に糊がはみ出しているように見えますが、

こうすることで表紙と本文が開きすぎずきれいに見えて、しかも丈夫にしあがります。

 

最後に断裁を見せてくれました。

断裁もいつも見ていますが、よく考えると小さな一枚の名刺も、いくつも断裁する手順があって、

手間がかけられているんだと気がつきます。体力も神経も使う大変な仕事だなと改めて仕上げ部尊敬!

 

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というわけであっという間に時間が過ぎてしまい、言いたいことの半分も言えなかった!!という工場の声と

すごく勉強になったし、もっと知りたい! という営業部、制作部の声もあり

早速来月、第二回工場見学会が開催されることになりました。

 

普段学生さんには見学してもらっていますが、ここまで踏み込んだ説明はしていません(マニアックすぎて)し、

製作やデザインをされている人や、一般の方をお招きして見学会を開催すれば、

私たちリーブルも気づきや、勉強させていただくことがあって、

とてもいいんじゃないかと思う見学会でした。

 

 

 

TCG AWARD 2015 入賞しました!

TCG AWARD 2015

高知県内クリエイターの過去3年間の力作が集結したTCG AWARD2015!
(デザイナー・プロデューサー・ディレクターたちのデザインコンテストのようなものです。)

 

award2015ポスター

 

東京から葛西薫さん、新村則人さんという超ビッグなお二人が審査員を務めてくださったのですが、

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なんとなんと・・・

ボクが出品していた「すずめ通所センター カレンダー」が審査員特別賞(新村則人賞)をいただいてしまいました!

賞状IMG_4285

 

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当初、予算がないこともあり、「日付の数字や線も利用者さんに書いてもらったらどうですか」と提案したことで、結果的に利用者さんたちの作品とともにとても温かみのあるカレンダーができあがりました。

利用者の方の作品はもちろん、それをきちんと写真に撮って残していた職員さん、そして僕の意図を僕以上に理解し、手書きの数字を使ってデザインしてくれた島村課長をはじめリーブルのみんなのおかげです。

ボク自身はデザインどころかMacすら触われなくて、実はこの作品も、「極力デザインしない」という、デザインと言っていいのかどうかよく分からないものだったので、出すかどうかとても迷いました。
しかし今回、賞をいただいたことで、カッコいい洗練されたものだけがデザインではなく、自分らしい仕事を貫くことが大事なのだと勇気をいただいたような気がします。

本当にありがとうございました!

開催/ 2015年5月29日(金)~31日(日)
会場/高知県立美術館 1F県民ギャラリー
審査員/葛西薫氏(アートディレクター)・新村則人氏(アートディレクター)

グランプリ

走崎文治 やまもも歯科クリニック/封筒(ロゴマーク部門)

準グランプリ・ベストギルド賞

ヤマサキハジメ トマトサミット 2014・2015(ブランディング部門)

葛西薫賞

野並良寛 風聞異説(グラフィックA部門)

新村則人賞

坂本圭一朗 カレンダー(すずめ通所センター)(グラフィックB部門)

ブランディング部門賞

小松和明 bois

ポスター部門賞

高橋和夫 銀の森

グラフィックA部門賞

田村真弓 萬幻豚 スローなブタにしてくれ

グラフィックB部門賞

走崎文治 公益財団法人福武財団(地中美Tシャツ/モネのマドレーヌ箱)

ロゴマーク部門賞

高橋和夫 さの萬100周年マーク

パッケージ部門賞

走崎文治 井上誠耕園の八朔ショコラ

WEB部門賞

百田美賀 D.E.F. COMPANY ウェブサイト トップページイラスト

CM部門賞

土居政昭 フタガミ「84GG 夫婦 雨の日 篇」「84GG 父娘 鉢花 篇」「84GG 子ども 菜園 篇」

自主制作部門賞

百田美賀 街

 

【おまけ】
授賞式に出席できなかったこともあって、先日の東京出張のときに、お礼も兼ねて審査員の新村則人さんのデザイン事務所を突撃訪問!

いくつかリーブルの本をプレゼントした代わりに、新村さんの自書をいただきました(*^o^*)
突然の訪問にもかかわらず心よく迎えていただきました。

次回のTCG AWARDでアッコとヒロミゴーの共演を約束⁉️

新村さん新村さんの本

 

 

 

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自費出版・装丁キャンペーン第2弾!

 

6月10日までリーブル出版では、

ご好評につき第2弾の自費出版:装丁キャンペーンを開催しております。

 

グラフィック系・文章系それぞれキャンペーンを開催しておりますので、

用途に合わせてお問い合わせください。

 

グラフィック系の自費出版の
装丁キャンペーンご希望の方はコチラ

campaign_soutei-top

 

 

文章系系の自費出版の
装丁キャンペーンご希望の方はコチラ

picasso_campaign02

 

 

注意事項

当キャンペーンで試作された表紙デザインの著作権はリーブル出版にあります。
その一部あるいは全部を、著作権者の承認を得ずに無断で使用することは禁じられております。
また、契約未締結時の試作表紙の修正要望はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。
ご契約いただけましたら、あらゆる修正に対応させていただきます。
※試作表紙の撮影、ブログ・SNS等へアップロードは許可いたしております。

 

 

 

新刊 力作が目白押し!

4月の新刊は、思い入れのある力作が目白押しでした!

モネ表紙 モネ1 モネ2

『北川村「モネの庭」15周年記念写真集』

天然写真家の前田博史さんが2年がかりで撮影した北川村「モネの庭」15周年写真集。
明日からモネの庭で前田さんの写真展も開催されます。
県外からのファンも多い「モネの庭」。とても癒されます!

 

 

ジョーデン表紙 ジョーデン1 ジョーデン2

『Love From The Sea』 ジョーデン大輔

「イルカと泳いでみたい」という夢を叶えた一人の青年の夢が詰まった一冊です。
ハワイ在住のジョーデン大輔さんは、英語が喋れなかったり、対人恐怖症・鬱になったりしますが、
夢をあきらめず、ついにアロハコナツアーズのスイムガイドに!

長年の夢がようやく叶った、彼の心が映し出されたような喜びと愛に満ちた海の色をぜひご覧ください。

 

 

5段落エッセイ表1 5段落エッセイ表4

『5段落エッセイ指導で日本の子どもが変わる!』 松本輝彦

アメリカや早稲田大学、明徳義塾で英語と日本語の両方のエッセイ(論文)指導で成果を上げた松本輝彦先生が、日本の教育に一石を投じる渾身の一冊。

アメリカでは、国家の根幹である民主主義を守るために「自分の意見を持ちそれを人に伝える力」の教育が重要視されているのに対し、日本では、プレゼンやディベート、作文、読書の機会があまりにも与えられていない。
そして、自分の意見やその理由をうまく伝えられない今の子どもたちに、「思ったことを自由に書いてごらん」と言っても、何をどう書けばよいか分からない。

「5段落エッセイ」は、英語の論文の書き方を日本語にも適用し、「結論を先に言う」「次に理由を挙げる」など、説得力のある文章の書き方を自然に身に付けさせ、さらには小論文や企画書にも応用できる作文術。
「自分の意見や考えを持ち、それを相手に伝える力」を育む「5段落エッセイ」指導こそが今の子どもたちに必要だと本当に思います。

 

 

みなゴンカバー みなゴン1 みなゴン2

『みなゴンとこうくん みなかみ町のふしぎな冒険』  作・絵 あやか

昨年、群馬県みなかみ町で行われた絵本コンテストの大賞作品。

みなかみ町は、群馬県最北の人口約2万人の町。利根川の源流域で「関東の水瓶」と称される、自然と温泉が多い風光明媚な町ですが、一方で過疎化や少子高齢化が進んでいます。

今回、絵本という物語の力を使って、みなかみ町が持っているたくさんの魅力を感じてもらい、みなかみファンが増え、遊ぶのも暮らすのも楽しい、より素敵な町にしたいという想いを込めて絵本コンテストが企画され、たくさんの応募や激励のメッセージが届きました。

「みなゴン」は、キラキラと綺麗に光る利根川源流の水面から産まれた水の妖精(竜)です。
夏休みにみなかみ町のおばあちゃんの家にやってきた「こうくん」を連れて、空を飛んだり川の中で魚とお話しをしたり……
楽しいふしぎな冒険が始まります。

 

 

元親表紙 元親1元親2

『長宗我部元親 50年のフィールドノート』 宅間一之

長宗我部元親飛翔之像の建立に合わせ、元親研究の第一人者である高知県立歴史民俗資料館 前館長の宅間一之さんが50年のフィールドワークの集大成ともいえる本を発刊しました。

内容自体はマニアックな資料ですが、そこがファンにはたまらないのだと思います。

アークデザイン研究所北村さんによる、カバーに金箔の家紋を施したカッコいいデザインです!

 

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4月のリーブル全体会は!

営業の澤田です!

 

4月のリーブル全体会は、制作部のお仕事についての勉強会でした。

印刷に欠かせないもののひとつである画像調整、

プロのお仕事を少しだけご紹介します!

 

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下記の写真をご覧ください。

弊社出版の写真集の1ページより、ダンサーの少女の足元です。

(掲載しているのは写真の一部分です。)

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before → after  足元のゴミをきれいに掃除!

あるはずものを消す作業でしたが、

時にはモリモリ増やすこともあるようです。

※コピースタンプツールを使用しています。

 

<レベル2>

弊社出版の作品集の切り抜き画像です。

(掲載しているのは写真の一部分です。)

切り抜き

 

おわかりになるでしょうか……この細かさ……

立体造形作品、素材は木です。

実はコレ、ただ細かく細かく切り抜いているだけではありません。

木と木の隙間にご注目です。(以下の画像だとよりわかりやすいかと思います。)

一番外側の輪郭が、鮮明な切り抜きであるのに対し、

木と木の隙間は、ぼんやりした切り抜きになっています。

ここがポイント。

切り抜き2+普段目で見ている限りでは意識しませんが、

立体物は手前に見えているもの、奥に見えているもの、見え方が違います。

その立体がもつ“奥行き”を、切り抜いた時に損なってしまわないよう、

手前と奥で、切り抜きのボケ感を微妙に変えているのだそう!

作家さんの作品一点一点に敬意を込めて、

一冊の本に仕上げています。

 

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最後は弊社が購入した素材画像。緑さわやかな芝生の広場です。

画像加工ひとっ子一人おりませんが、最高のロケーション。

ここに人を立たせていきます。

 

 

 

 

 

 

 

足元失礼します。(掲載しているのは写真の一部分です。)

画像加工2浮いています。

集合写真は晴れた日に屋外の別の場所で撮影されました。

日の当たり方ももちろん大事なのですが、切り抜いた際に消えてしまった影を足元に再現していきます。

画像加工3はい!これで完成!と思いきや、まだ少し浮いているような違和感。

この違和感、さらに自然に仕上げていきます。

……これ以上があるの??素朴な疑問でしたが……

 

白いスカートの裾と、革靴。みなさま見えますでしょうか……

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さらにわかりやすくします。

……見えますでしょうか?黒い線。

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そう、これ芝なんです。

芝生の上に“立つ”際、足元に自然に食い込む芝。

一本一本手で描き込んでいくのだそうです。この一手間で影がなじみ、確かな違いが出ていました。

最後に仕上りの比較を。

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上記の3例は一部分ですが、以上、リーブル制作部のお仕事でした!

この日は、いつも以上に制作部の人たちが盛り上がっていました。

ツールの使い方や手順、仕事の仕方にはやはり個性が出るようで、

ベテラン社員でも知らない技があったりするのだそうです。

制作部が写真一枚にこめている熱量をあらためて知って、わたしはほんとに頭が上がりません。

 

最後に社長からは、「変わることを怖がらないで、素直に変わっていってほしい」とのこと。

自然とそう思える勉強会でした。

4月からいいスタートです!

 

最後までありがとうございました!