好奇心旺盛な関田先生の、誰をも引き込む尽きない話。
一時間でも時間があれば万博をみてやろうという好奇心と、一日一冊は購入して蒐集した書庫の持ち主だ。日本全国の鉄道を殆ど乗ったことがあるそうだが、外国にも詳しいので、よく訊いてみると、「乗り換えのために空港に足を下ろしただけです」などと笑わせる。禅、俳句、絵画、そのほか何でもこちらの知らないことをお訊きすると、書庫からたちどころにそれに関する本を何冊も持ち出してきて、話は尽きない。

（関田先生と私より）