自費出版:グラフィック系
自費出版:文章系

著者様の声

ユーザ視線の会社体制、優しい応対とスタッフ間の強い連携、クォリティーの高い印刷技術、そうしたトータルバランスが、安心して作品集の製作をお任せできる信頼できる会社

谷口能隆写真集 Passage−刻の痕跡〈PARIS・PRAHA・小樽〉
著・谷口 能隆(北海道)

写真集の製作、出版は写真展での展示とは違い、物としてして鑑賞でき、形として残っていくものであるため、写真家として大切なツールであり、また目標、夢でもあります。

今回の写真集は、私にとって一冊目の取り組み、チャレンジとなりましたので、費用面や仕上がり具合に対する不安は多くありました。

手始めに、まずオンデマンドでの写真集製作をインターネット環境から提供している会社で作成しました。ブックデザインからページ構成まですべて完全データで作りますので、細かな点まで自分なりのこだわりを確認、反映できました。

次に実際の写真集製作に向けて、出版会社をインターネットで調べていたときに、リーブル出版さんが目にとまりました。この段階でインターネットで提供されている情報が、ユーザーに優しく、知りたい情報が的確に掲載されており、何より気になる費用面についても自動見積もりによって、わかりやすく工夫されており、さっそく資料請求した次第です。

届いた資料には印刷用紙のサンプルも何種類か同封されており、また、印刷に関して知識がないものにとっても「How To Make 写真集・画集・絵本の作り方」という冊子により、入稿から印刷、出版に至るところまでわかりやすく解説されており、大変、参考になりました。

リーブル出版さんのモノクロ印刷で黒さを際立たせる「スーパーブラック印刷」があります。今回の写真集はモノクロ写真集ですので、リーブル出版さんのこの技術が契約に至る大きなアドバンテージとなりました。モノクロ写真の極みは、やはりオフセット印刷でどこまで諧調性を表現できるか、黒のディティールの締まり具合、どこまで微妙なトーンを残せるのか、全体のコントラストは……、こうした作者のこだわりにどこまで応えていただけるのかが、印刷会社を選定するモノサシとなります。

何分、私は北海道に住んでおりますので、高知の出版社との距離は、写真集の製作過程において不安材料でもありました。印刷会社を選定中に神戸へ行く機会がありましたので、この機会に直接、リーブル出版さんを訪問いたしました。この際、あらかじめオンデマンドで作成済みの写真集と実際の印画紙プリント全作品を持ち込み、リーブル出版の担当スタッフの方に写真集製作の思いを伝えました。スタッフの方からは大変、親切、丁寧にご説明いただき、かつ的確に私の思いを捉えていただいた感触があり、自分の想いを託す決断がここでほぼ出来上がりました。

リーブル出版さんは、会社に併設して印刷工場をお持ちで、見学もさせていただきました。写真集の完成度は、企画・構成はもとより、印刷のクォリティーは、オペレーターの技量が大きく影響します。この点、リーブル出版さんは、独自の技術力で経済産業大臣賞を受賞した全国トップクラスの印刷品質を持っており、かつ入稿から印刷工程まで一連のスタッフの連携が行き届いてることがそうした実績に結びついていると実感できました。

実際に契約、出版となるとそれなりの出費となりますので、決断、契約に至るまで少しの時間がかかりましたが、他社を検討する考えはすでにありませんでした。

目標としていた公募に選定され東京、大阪での個展が決まり、この日程に合わせ、契約、入稿、校正、出版まで、北海道と高知との距離を感じることなく、スムーズにことが進みました。

印刷当日は、立会いに高知まで出向きました。あらかじめ本機校正を行っていたので、確認作業は順調に進みました。また、立会い中に印刷工程でのオペレーションの範囲を超える私の要求については、関係スタッフが連携して、即座にその版の作り直しにより対応いただくなど、おそらく他社では融通困難な対処もその場で行っていただきました。このあたりが会社に併設した環境に印刷工場をお持ちであり、関係スタッフ間の連携が強固なリーブル出版さんの強みだとつくづく感じた次第です。

発刊後、購入いただいた写真関係の知人からは、印刷のクォリティーの高さについてのコメントや写真集製作に関しての質問を方々よりいただいております。私にとっても初めての写真集でしたので、嬉しい限りであり、リーブル出版さんに感謝の念に耐えません。

今回の写真集作成にあたり、当初は北海道と高知との距離的な不安がありましたが、リーブル出版さんのユーザ視線の会社体制、スタッフの方々の優しい応対とスタッフ間の強い連携、クォリティーの高い印刷技術、そうしたトータルバランスが、安心して作品集の製作をお任せできる信頼できる会社の所以であると確信いたしました。

対応は丁寧で、疑問点に答えていただいたので、 安心して注文することができました。

日本アルプス 雲と太陽の物語
著/輿水 忠比古(山梨県)

これは7年前から計画されたもので、本の構成は2年前からほぼ決まり、
掲載作品の改善を重ね、やっと出版することが出来ました。
出版社の決定は、4社を比較してリーブル出版が一番信頼できると判断しました。
正式見積りまでの対応は丁寧で、あまりセールスをせず疑問点に答えていただいたので、
安心して注文することが出来ました。
製作に入って、初校正で画質に不安を感じましたが、その後の丁寧な対応で第3校正で校了となりました、
本来なら追加費用が発生する本機校正や頁追加を積極的に提案していただき、他に例がない立派な仕上がりとなりました。
今回は上製本で糸かがり製本にしたので、本の開きが良く見る人にストレスを感じさせない本となりました。
配本後の評判は非常に良く35冊まとめて購入してくれた人もいました、
地元の新聞社2社でも4分の1ページ位の記事を載せていただきました。
自分でも何回も頁をめくり満足している状況です。

良い本を作りたいという印刷へのこだわりが、非常にプロ意識の高い出版社だと、強く感じました。

RING OF LIFE
著/中村 惠美 編集/中村 晃

東京で、初の個展を開催し、この時に、お客様から、写真集のご要望を多数いただき、
巡回展の名古屋の写真展までに用意をしようと決めてから、どこの出版社さんにお願いするか、数日にわたり探し、
クオリティ、値段、実績、対応と様々な要素を考えながら、調べました。
当初は、私の在住が、東京ということもあり、離れた高知県の出版社さんでお願いするのは、正直なところやり取りに、不安もありました。
当初のやり取りをした段階で、とても親切で、迅速に返信を頂き、また、こちらのニーズを、汲んでくださる対応に安心して、リーブルさんでお願いしようと
決めました。
名古屋での写真展までに3ヶ月を切ってしまう状況の中、印刷に関してもこだわりをもって、イメージ通りの仕上がりをして下さいました。
著者と同じ気持ちになって、より良い本を作りたいという印刷へのこだわり、非常にプロ意識の高い出版社さんだと、強く感じました。
昨今、仕事という割り切りで、機械的にビジネスでのやり取りが多いご時世に、心のある対応をして下さったリーブルさんに頼んで良かったと思っています。
自費出版でありながら、東京の大手の本屋さんで、置いて頂ける状況となり、リーブルさんのクオリティの良さが伺えました。
本当にありがとうございました。

中村惠美

私自身のこだわりを残しつつ、ご提案を取り入れていただき、味わい深い作品となりました。

山のくろと呼ばれて 〜思い出ぽろぽろ あんなこと こんなこと~
長谷川光位(東京都)

 

リーブル様の印刷の品質や技術の高さは伺っておりました。

私の写真は、コンパクトカメラやデジカメで、日常の何気ないヒトコマを撮り貯めた記録のようなものばかりです。ひとつひとつの写真に決め手はないのですが、整理して繋いでいくことで、ストーリーが出来上がったのです。

写真集というジャンルで、製作をお願いしてみたものの、美の追求という点では、少し気後れしておりました。プロのカメラマンの方が、的を絞り、対象を浮かび上がらせて、一目で感動を与えるような写真ではありませんが、犬の〝くろ〟とともに写し出される背景や、係わり合う縁も大切に感じる作品です。

また言葉の力を大切に、こだわった作品でもありました。かなり、文章のボリュームがあり、読み物として分類される傾向もあります。

完成間近にいただいた本文の変更についてのご提案は、全体の構成や流れを、もう少し早い段階で、細かなニュアンスを含めて、じっくり検討してみたかった部分ですが、私の原稿を熟読され、〝くろ〟へ深く感情移入されたことで、最終のタイミングでのご提案になったのだと、受け留めております。

装丁を担当していただいた傍士様、ベージュの丈夫な表紙は、最後まで泥臭く粘る〝くろ〟が偲ばれます。その表紙に集められた表裏、合わせて10のつぶやきは、〝くろ〟の口から、ぽろぽろとこぼれてきそうな言葉でしたね。(笑)

表紙カバーについては、当初、私は違ったイメージを考えておりましたが、〝春めく農道〟(作品の中に掲載)をアレンジしていただき、活き活きとした〝くろ〟が印象的です。空気の澄んだ寒い季節などは、富士山がくっきりと浮かび上がる私のお気に入りの場所ですが、春霞のかかるこの頃は、富士山が隠れてしまうのです。特別な絶景ではないけれど、やさしい緑と野花のゆれる風景に溶け込む〝くろ〟に満足しております。切れ味に乏しい写真でしたが、むしろ、やわらかな〝くろ〟の表情が引き出されたように思えます。表紙カバーに春を選んだことで、迷った結果、裏表紙カバーには、秋の〝黄金色の農道〟(作品の中に掲載)を選びました。地味ですが、くろの旅立ちが秋であったこと、何度も一緒に歩いた道、近年変わりゆく町並みを見ていて、いずれは消えてしまいそうな原風景になる予感などが後押ししたものです。

私自身のこだわりを残しつつ、ご提案を取り入れていただき、味わい深い作品となりました。

素朴な写真が多かったので、全体的に、落ち着いた、飽きのこない仕上がりにしていただき、想い出が詰まった、ずっしりと重い1冊となりました。

 

本が完成し、4月に、〝くろ〟のルーツを辿るべく、山梨県を訪れてみました。(甲斐犬もどきの〝くろ〟はどうも山梨県にゆかりがあるようで……)今年こそは……今年こそは……と思いつつ、数年来、先送りになっていた桃の花咲く頃の甲州路。勝沼ぶどう郷の駅のホームに沿って桜並木が満開の時期は、甲府盆地にピンクの桃の花が一面に広がるのです。下りの電車でもう少し進み、のどかな無人駅の春日居町で下車。桃の花畑の脇を歩きながら、「着いたよ!」といって、鞄の中の『山のくろと呼ばれて』を取り出して、ページをめくり、くろ、ゴロ、太良、そして仲間たちに桃の花を眺めてもらいました。

 

完成した本を、縁のあった方、知り合い、ご近所の方へ差し上げましたところ、「涙がでてきたよ」そんな言葉にジーンとしました。中には、買っていただいた方もありました。〝くろ〟は地元の方々には、よく声をかけていただき、可愛がっていただいた犬でした。

私の手元のアルバムの中に留まっていた〝くろ〟が世の中へと羽ばたいて、時間の経過とともに、その後の本(くろ)の運命が気になりますね。

出版後、時々、書店へ足を運んでおります。無名の『山のくろと呼ばれて』ですから、どこの書店にも在るわけではありませんが、それを探すのもひとつの楽しみです。〝くろ〟はどんなところにいるのかな? 書店での扱われ方も様々です。

時々、休日に電車で1~2時間ほど離れた書店にも行ってみます。

もしも、ボロボロになって、くたびれている〝くろ〟を見つけたら、買って帰ろう(連れて帰ろう)という心境で訪ねます。

かわいい動物の仲間たちの写真集のコーナーに紛れていたり、華やかなグラフィックコーナーの中に置かれていたり、有名な写真家の方の作品の横に、ひっそりと佇んでいたり、思わず「〝くろ〟こんなところにいたのか!」とつぶやいて、表紙の顔を撫でてみたり、 誰にも気付かれそうもないような足下の棚にひそんでいるのを見つけて、少し中段の棚へ移動してみたり、奥まっている背表紙を1~2センチ前へ出してみたり……ささやかなプチ営業ですね。(笑)中には、お客さんが開いて見ることができないように、ビニールに覆われていることも。それはそれで、大事に扱われているんだなと安心してみたり。これからの〝くろ〟の運命を見守りたいですね。

 

最近は、書店が消えていく時代。さみしいものですね。

大型書店は図書館のような雰囲気の所が増えてきました。角には椅子を設けて、読書スペースも。またカフェや雑貨屋さんを併設したり、集客率を上げる工夫が、必ずしも売上げに結びつかないことも悩みでしょうか。

ネットの時代ですが、本屋さんに元気になってもらいたい。本屋さんが元気でいてほしい。そんなことを考える今日この頃です。電子書籍も注目されますが、やはり、紙の風合いや手ざわりを大切にしたいですね。

『山のくろと呼ばれて~想い出ぽろぽろ あんなこと こんなこと~』細く長く、皆さまに親しんでいただけることを願っております。

 

2017年 6月  長谷川 光位

積極的に対応していただいたことで、迷いなくリーブルに決めましました。

MONOLOGUE
永島直樹(兵庫県)

 

今回の写真集は2回目の写真集です。前回の写真集は私の写真歴を物語るプライベートな処女作品でしたが、今回はより本格的な写真集を制作したく、ネットの検索で私のイメージと合った写真集の出版会社を探し当ててきました。リーブルさんを初めて知ったのは2年前ネットで見つけたのですが、他の出版社も探しているため、まだ決定にしていなかったのです。

昨年たまたまリーブルさんのサイトを再確認したところ、他の出版社より製作の技術力が成長しているのに目をつけました。カラー白黒を問わず、他の出版社より写真集や画集、絵本などのグラフィック系の本に力を入れているリーブルさんの魅力も感じました。

コントラストを極める新しい白黒印刷技術法「スーパーブラック」が気になったので、問い合わせのメールをやりとりしたり、自分で写真フィルムをスキャナーで読み込んだ写真データを焼き付けたDVDを送ったり、著名の写真集の例をあげて私の写真集はこうありたいと注文をつけたりして、リーブルさんが積極的に対応していただいたことで、迷いなくリーブルさんに決定しました。

撮ってきた写真はフィルムカメラで撮ったものがほとんどですが、限られたページにどの写真を載せるかは私が選ぶだけでなくリーブルさんに選んでいただきました。やはり読者に近い立場であるリーブルさんに選んでいただいた方が一般の読者が納得できるだろうと思ったからです。タイトルを考えるときも自分ではなかなか閃きがなく悩んでいましたが、私の写真集イメージに合ったタイトル案をいただいたことも洞察力と情報力が富んでいるリーブルさんが流石だと思いました。

仕上がった写真集を手にとったとき、表紙の表から裏まで写真が印刷されていたことに気が付きました。これは他社にはあまりみられず、そこまで凝ったとはいかにもリーブルさんらしいでした。表紙だけでなくカバーも写真集本体もリーブルさんがこだわった、思い入れのある写真集を作成していただいたことも感謝しています。

発行後、ある写真雑誌社から当社の新しい写真集の広告コーナーに載せて欲しいとの連絡があって掲載OKと対応したら、実際に載っていただきました。これを読む度、胸がワクワク躍りました。私もリーブルさんもよい宣伝となり、写真雑誌社も入れて三角関係が繋がっていることを実感しました。

リーブルさんはカラー白黒とも続々と迫力感のあるダイナミックな写真集が出ており、今後もさらなる成長を遂げているリーブルさんを期待しております。

いつでも、どんな事でも相談にのってくれるので、本当に頼れる存在でした。

nihonookami

himitunosanpo

ぼくニホンオオカミになる』『ひみつのさんぽ
東吉野村ニホンオオカミ手作り絵本コンクール
担当 大谷彩貴(奈良県)

2015年、奈良県の東吉野村でニホンオオカミが捕獲されて110年。
それを記念して、ニホンオオカミを題材とした手作り絵本コンクールの開催と、翌年にコンクールの最優秀賞作品を出版しました。
リーブルさんには、コンクールの企画段階から最優秀作品(絵本)の出版・流通まで、ご協力いただきました。

リーブルさんにお願いした理由は、高い印刷技術(絵本カラー)と、書店とネットでの流通にも対応していただけること。
そして、数ある出版社のなかで、一番親身に対応してくださる会社だったからです。

いつでも、どんな事でも相談にのってくれるので、本当に頼れる存在でした。
絵本の校正段階でも、様々なご提案をいただき、出来上がった実物を見た時は、本当に感動しました。

“1冊の絵本から、東吉野村を全国へ知ってほしい。”

この思いに、リーブルさんは全力で応えてくれました。
本当に感謝しています。

個人的な思いですが、今回のように「地方と地方」が協力して何かを成し遂げる企画が、日本全国で行われれば面白いなと思います。
日本のどこかで「こんな事をやりたいんだけど、どうしよう?」と悩んでいる方、是非リーブルさんに相談してみてください。
親身に、そして全力で、その思いに応えてくれると思います。

 

 

 

本を出版できた私は、また一歩前向きになれたと思います。

nijinomukouni
虹のむこうに
文 河原加菜恵 絵 河原麻衣(兵庫県)

私は今まで公募による翻訳絵本をだしたことがありますが、
今回はじめて自分の絵本リーブルさんで出していただき、本当に良かったと思います。
私の作品を愛情をもって、最後の仕上げまで導いていただいたことに心より感謝します。
私の意図を尊重しながらも、的確なアドバイスをいただきました。

お願いするにあたり、兵庫の片田舎から高知までドキドキしながら、実際にリーブルさんに会いたくて、
一気に友人とたずねたのですが、初めての道のりでしたが、一度も迷うことなく行くことができました。
なにかご縁のようなものを感じました。
そして会社のみなさんの、本づくりにおける情熱を感じ取ることができました。

本を出版できた私は、また一歩前向きになれたと思います。
本当にありがとうございます。

河原加菜恵

担当の方が私の思いをしっかりと受けとめ、私の迷いもしっかり答えてくださったので、悩まず安心して進められました。

dorodanngoman

どろだんごまんといたみちえ(茨城県)

私は短大を卒業し、保育士として34年間仕事をしてきました。定年まで仕事をするものだと考えていましたが……。その保育士人生が思いがけなく崩れてしまいました。だんだんと仕事に対する生き甲斐がなくなり、子どもたちに対して楽しいと思う気持ちがなくなってしまったのです。

「パワハラで私は仕事を辞めました」

このような思いで子どもたちと一緒に触れ合っていくことは、子どもたちに対して申し訳ないと思い、退職を決意いたしました。

中途半端な気持ちが自分としても、とてつもなく子どもたちに申し訳なく、何か子どもたちに恩返しと思い……そうだ子どもたちに自分の作った絵本を贈ろうと思いました。絵本だったら子どもたちみーんなと触れ合えると思いました。そして、いよいよ腰を上げ、絵本作りをスタート。でも全くの素人でどこから手をつけたらよいものか、全くわからない状態でした。まずはじめに出版社の方に話をし、アポイントしていこうと思いました。

自分の知っている、絵本関係、出版社などに片っ端から電話をし、アタックしました。

でもなかなか自分の思っている理想と合わず、断られたりといった状況が何件も続きました。

そんな時にリーブルさんと出会いました。

私は何もかも全てが初めてなので「ネット」で大丈夫なのか、顔も分からずに話を進めてしまってよいものかと不安でいっぱいでした。

でも担当の方が私の思いをしっかりと受けとめ、私の迷いも思いのままに答えて下さり、悩まず安心して進めることができました。

本当に最後まで親切丁寧に対応して下さりとても感謝しております。

 

今回絵本を製作するにすることによって様々なことを知り人と人とのつながり、思いやり、優しさをつくづく感じました。

本当にありがとうございました。

心からのありがとうを、真っ赤なリボンで結んでお贈りしたいです。

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こころの中のマグカップ三品麻衣(埼玉県)

私とリーブル出版さんの出逢いは、インターネットでリーブルさんのホームページを見たことから始まりました。当時、私は埼玉県の「障害者人材育成資金」という助成制度に応募して、本を出版したいと思っていたところで、もし、その助成制度の対象者に選ばれた時にどの出版社に依頼しようかと迷っていたのです。そんな時に、パソコンの検索結果のひとつにリーブルさんのホームページがありました。よく見てみたら、高知県にある出版社ということで、少しがっくりしました。というのは、実際に会ったり顔を合わせたりしないと、出版は難しいのでは?と勝手な思い込みがあったからです。けれども、ホームページに載っているみなさんの笑顔がとても明るく、なんだか信頼できそうだな、と思い、連絡だけでもしてみようとメールをしました。

当時の私は、出版に関して何もわからず、どこをどういうふうに質問すべきかもわかりませんでした。だから、私のメールの最初の一通はたった一言だけ「資料を請求します」とかそんな感じだったと思います。しかし、担当になってくださった坂本さんは、丁寧にどんな資料が必要なのか、どんなことが知りたいのか、具体的に聞いてくださって、どんな質問に対してもいつもとてもわかりやすくメールで答えてくださいました。そして、助成金がおりない場合は、出版ができないことも快く了解してくださって、その結果が出るまで待っていてくださいました。なかなか結果が出ずに、私自身も焦りがありましたが、合格がわかったその時に、坂本さんがともに喜んでくださったあのメールは、プリントアウトして保存してあるくらいです。

出版が無事に決まり、ことがトントンと進んでいくかと思ったら、私の方でページ数の計算を間違えていて、リーブルさんの方で計算し直していただく、ということもありました。そんな時でも、リーブルさんは嫌な顔一つせずに、懸命に取り組んでくださいました。本当に大変な作業だったと思うのですが、とても感謝しています。また、初めての校正の時に、描きおろしてくださった表紙のイラストが素敵過ぎて、思わず「わあ、すごい!!」と声に出してしまいました。「なになに?」と家族が集まってきて、その表紙を見せたところ、「すごい! 麻衣(私)の雰囲気にぴったりだ」と絶賛でした。それと同じ感想は、多くの方からいただきました。「本当に出版社の方と会ったりしていないの?」と何度もびっくりされました。「会わなくても麻衣さんの雰囲気を文章から見抜けるなんて、本当にすごいね!」と、多くの方から褒めていただき、とても嬉しかったです。実際に会うことがなくても、きちんと私の心や気持ちを汲み取り、しっかりと本作りに反映してくださったこと、とても感謝しています。そして、私の文章からその雰囲気を絵にしてくださった傍士さん、本当にありがとうございます。

その後も、私の質問に対して、いつも丁寧でわかりやすい、しかも心のこもったメールを迅速に返してくださっていました。そして、実際に印刷・製本されて我が家に届いた本たちを見た時は大感動で、大袈裟ですが「生きていて良かった」と思いました。

実は、かつての私は、死を望むほど苦しんだ時期がありました。生きることに希望を持てない日々が何年も続きました。しかし、私はなんとか死なずに済んだことを、今、心から感謝しています。なぜなら、本を出版したことで、同じように悩む人々の力となれたからです。私は自分の文章にいつも自信が持てずに「これでいいのかな?」「こんな文章に価値があるのか?」と不安に思ってばかりでした。だけども、そんな私が出版ということをとおして、多くの人から「元気が出たよ」「癒されました」「勇気をありがとう」という言葉をいただきました。それは、直接知っている人だけではなく、見たことも会ったこともないような人からもいただいた言葉でもあります。それは、私にとって大きな財産であり、これからの執筆活動のエネルギーのもとになるものでした。

リーブル出版のみなさんとチームワークで作った「こころの中のマグカップ」の出版は、私の人生に多大な幸せをもたらしてくれました。心からのありがとうを、真っ赤なリボンで結んでお贈りしたいと思います。本当に素晴らしい本ができました。ありがとうございます!! 私のつたない文章では、リーブルさんの魅力を十分に表し切れないのが残念ですが、心の底から感謝しています。

リーブルさんの魅力は、個性を受け止め、寄り添ってくださるところだと思います。

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河原邸  岡山市指定重要文化財』(岡山県)

文化財に指定されている実家の古民家の写真集の製作をお願いしました。
公立図書館への納入も決まっていたので、不特定多数の人々の閲覧に耐える丈夫さと高級感にこだわりました。
わずか30冊の注文ということもあり「作ってあげる」というニュアンスの出版社の多い中、
リーブルさんは「喜んでお引き受けし、全力で取り組みます」と開口一番に言ってくださいました。
その電話での応対がとても感じよく、又、誠意を感じたので、迷わずリーブルさんへの依頼を決めました。
そして写真集が出来上がった今、私の決断は正しかったと自負しております。
今回、実際に出来上がった写真集を手にする人たちは皆、
「なんて立派な写真集なの」とか「想像以上に 素晴らしい出来映えだ」などと褒めてくださいます。ほんとうに嬉しい限りです。
担当者の小石さんにはお世話になりました。
打ち合わせ過程で、メールや電話でいつも迅速に対応してくださる小石さんに対し、
私の方からはなかなか返信出来ないことが多かったのですが、いつも辛抱強くお待ち下さり、
終始こちらのペースで作業を進めさせていただけたことは、とてもありがたかったです。
私はリーブルさんの魅力は、その出版社としての技術力の高さのみならず、
このように依頼者一人ひとりの個性を受け止め、寄り添ってくださるところだと思います。
そういう意味においても、これから初めて本を出版しようと思ってらっしゃるかたには、とてもお勧めの出版社 だと思います。最後になりましたが、写真集担当の小石さん、白石さん、よいものをつくってくださり、ほんとうに有り難うございました。